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メジャーリーグなぜ「儲かる」 (集英社新書 529A)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 集英社
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MLB経済学をザックリと学べる ★★★★★
表やグラフを多用していて非常に比較がわかりやすい。

ほんの10年の間に5倍に膨れ上がったMLBの収益。
その裏には、凄まじく洗練された商魂と商才がある。
30歳前後で球団社長の職に就くその人材登用が凄い。
大学生へのアンケートでMLBへの就職を希望している若者が他のスポーツ界より圧倒的に多いのも頷ける。
MLBは単に野球で凌ぎを削るだけでなく、ビジネスの戦場として優秀な若者がチャレンジしたい土壌が揃っている。

チケット販売、グッズ、ネットワーク中継、テレビ局、マイナー球団、そのほかにもありとあらゆる垣根を越えてビジネスを展開していく様は本当に頼もしい。
そういったひとつひとつの事例を球団ごとや、過去との対比をしながらわかりやすく解説してくれている。

NBA、NFLよりもMLBが大好きな私は非常に将来への期待を持てる内容でした。
大リーグも・・・すべてがそうなのですね・・・ ★★★★★
華やかなメジャーリーグの裏側が全て分かってしまう!!何故?何故?と全ての疑問を解決してくれる一冊なのでは?野球観戦、応援の仕方さえ変わってくる!?全ての物事が商売となると実感。
素人が経済に興味を持つ ★★★★★
野球を見る時に、選手を見るのではなく、後ろの看板を見れば、メジャーリーグが10倍面白くなる!
大リーグの儲け方読本 ★★★★☆
95年に収入総額14億ドルだったが、07年には60億ドルを越すくらいに
急拡大している大リーグのビジネスの仕組みを詳細に説明する本。球
団の稼ぎ方(チケット、スポンサー、飲食物、グッズ、放映権、駐車
場代)、収支と課徴金制度と収入分配制度、オーナーの錬金術(旅行
代理店、マイナー球団保持、新球場、政治献金)、新たなビジネスの
探求(ネット事業、大リーグチャンネル、世界進出)と、幅広く、ビ
ジネスの仕組みを解説してくれます。

大リーグの、ビジネスとして真剣かつ全霊を込めて“稼ごう”という
姿勢には、すがすがしいくらいに感じられました。また、日本のプロ
野球も学ぶ点は多いと感じました。例えば、シーズンチケットの再販
をチーム(現在はリーグで一括)が手掛ける仕組みは、ダフ屋が儲け
を抜く現状よりもファンも嬉しいハズ。

アメリカのスポーツビジネスの奥深さを感じる本です。
球場も役所持ち、年利回りは10%のメジャー球団 ★★★★☆
シーズン終了後に来期のシーズンチケットが完売してしまうほど大人気のレッドソックスのビジネスを中心に、日本より商売の規制がきついはずのメジャーリーグ球団の稼ぎ方を紹介した本。とにかく何でも増収に結びつけようというメジャー球団の商魂逞しさに驚く。日本でも定着した球場命名権はもちろん、季節や場所、対戦チームで20種類に細分化された入場券、MLBの放送権料管理の網をくぐり抜ける(黒字を減らす目的もあるようだが)ために自前のケーブルテレビ、それでいて、最大の投資である球場利用では、我が町のメジャー球団が欲しくてたまらない自治体の足元を見て、50〜100%の負担を「お願いする」。自治体が言うことを聞かなければ、金を出してくれる別の街に移転するだけなのだから。独禁法の縛りからも免除される。ちなみにメジャー球団は30球団しか参入が認められていないので倒産リスクがほとんどない。それでいて、年利回り10%を越えるというおいしい試算もあるという。

なぜ3月?、日本で最終ラウンドやらないの?など、MLBが主催のWBCに関する日本人が感じそうな開催についての疑問にも答えている。MLBによるMLBのためのWBCなのかな、と思う。本書を読んで、「強欲なMLB」という印象を持ったが、後書きで慈善事業も積極的であるとのことだった。

非公開の会計資料も独自に入手してMLBの経営を分析し、レッドソックス経営陣を始めとするメジャー関係者にも直接取材していて、MLBがどのような考えでビジネスを緻密に作り上げているかを伝えている。日本の球団のビジネスについては新書で何冊かあったが、MLB経営の本は余りなかったと思う。読んでいて、何歩も先に進んでいるMLB経営を日本球団が参考にすべき点は多そうだなあ、と感じた。