CREの草分け的文献
★★★★☆
国内においてCREという概念を紹介した草分け的な書籍です。その後、国交省を中心に企業不動産マネジメントに関するガイドラインが取りまとめられましたが、この本のエッセンスが下敷きとして引用されていると考えられると思います。それだけに不動産のオペレーションの枝葉に入らないシンプルな考え方を取得するには好書であると思います。
企業経営における不動産を考える入門書として最適
★★★★★
資産の流動化や、事業のサービス化などアウトソーシング事業を考え始めている事業者も増え、「持たざる経営」が、普及しつつある。
一方、まちづくり、コミュニティビジネスなど、空間性を再定義するビジネスも動き出している。
こうしたことから、あらためて、企業経営の視点から「不動産」をどのように捉えるべきか?を考えてみたいと興味を持ち、本書を手に取った。
「企業経営における不動産とはいかなるものか?」を考えたことのない、小生にとって、本書はフレームワークとケーススタディによって、丁寧に解説してあり、得るものが多かった。
掲題のとおり、入門書としては、最適であるように思う。
よくわかりません
★★☆☆☆
読んでみましたが、もう一つ何を伝えたいのか分かりません。
どうでもよいような図やデータ、事例を多用しかえって見づらいです。
各論に入れずに総論や抽象論に終始した感があります。