知りたいことが
★★★★☆
4人に1人が介護の必要となるこの頃!題名通りの内容で、非常に役立つ本だと思いました。私の場合は、介護の負担が大きくなった時に読んだのですが、それでも気持ちの持ち方や、これからのこと、介護の仕組みや提供される色々なサービスなどを知り、それらのサービスをサポートしている人たちとのコミュニケーションにも役立ました。
本文では、作者の身の回りの起きた介護の問題点や、実際に親が介護を受ける事になる前には、如何に楽観的に考えていた事や、兄弟との関係なども含めて、実際に経験しなくては分からない事や、仕事との関係、親への思い、子供としての心の動き、逃げて通れない介護にかかる金銭的な面等にも触れています。
親たちが子供たちに介護を望んでいなくても、介護を必要になってしまう事は十分に起こりうるので、子供たちも予備知識として把握して、次は自分たちの番になる事も考えておくべきで、老いはだれにも訪れる自然な事としてとらえなければならないと痛感しました。
参考になりました
★★★★☆
制度や、人々のものの考え方も変わってきているので、これまで常識だと思っていたことでも最近はそうではないということも多々あるようですね。
あと、親も年齢を重ねるにつれ、元気だった頃とは性格も変わってくる。これは考えてみれば当然です。
私は75歳ではまだまだ大丈夫だと思っていましたが、これもいろいろとあるようですね。
介護経験者としては、共感できました
★★★★★
タイトルを見て気になったので読んでみました。
ジャーナリストで介護もされたということで、統計的に介護を見たのはおもしろいと思いました。
けっこう割り切った意見も多い気がしますが、林さんも実際にお母様の介護を経験されているから言えることなのでしょう。私も父を3年ほど介護したので同意できた部分も多くありました。
介護はやはりいろいろな意味でたいへんですね。
これから実際に介護することになりそうな人には役に立つのではないかと思います。