ラストアルバムとなってしまったスーパーバンドTransplantsのセカンド。

遊び感覚で作ったという前作に対し、本気さを感じる作品になっています。
スカ、ヒップホップやパンクを基盤に作られたクールなトラックに、しわがれたTimのボーカルが乗っかって、Travisの超絶テクのドラミングが入る。もうお腹一杯ですね。
さらにゲストも豪華で、Boo Yaa Tribeを筆頭にヒップホップ畑の猛者達が参加しています。ちなみにRancidのMattもM5とM11でベースを弾いています。


がっかりしたという声も聞かれましたが、曲幅も広がり、まだまだ進化出来そうだったプロジェクトだったと思います。
それゆえに活動を停止したのは残念です。いつか再結成する事を願います。

　あれ？ロブのお兄さんってこんな声だったっけ？
　最初にこのアルバムを聴いたときの印象はこれでした。
　なんか、とっても声が潰れた感じになって逆にこれがヨサゲな感じで。

　まぁ私はあまりヒップホップやいわゆるパンクと呼ばれるジャンルはあまり聴かないのですが。
　これは良い。BGMには持って来い、なアルバムに仕上がっていて。
　最初から最後まで通して聴けます。

　ジャンル的にはいろいろと混ざっていまして、ラップ・ヒップホップ、パンク、スカ、普通にポップみたいな。
　まぁミクスチャーって言えば簡単ですね。

　前作に比べてよりティムが音を楽しんでる印象があるこのアルバムで。まぁ全体的にアップテンポな感じでサラっと聴けます。
　ってか、結構いろんな音が混ざってて面白いです。

　まぁトラヴィスのドラムが好きな人は必ず買っといたほうがいいでしょう。今回も叩きまくりです。
　ティムもがんばって音作ってます。
　ロブのお兄さんも相変わらず熱い歌い方してます。
　なんか、いろんなゲストが今回も盛りだくさんです。

　私的には、ダサダサに歌っていてしかもイケイケな7と10がお勧めです。まぁティムティムしてますｗ
　いちおう3のPVを確認しましょう。
　これにビビっとくれば買いです。

ファーストがかなり良いので　こちらも楽しみです。
ライブに行きたい　日本ツアーしてくれないかな！
まだ届かないけど期待度最大って事で☆５つとします