購入動機：作家買い

内容は鬼娘のＨが４話で１対１が２話で複数が１話でラストは３Ｐ
巫女モノが１話　学園モノ１話　姉弟モノ１話の計７話

まず、この表紙は反則
作家の名前を知っている自分でも誰が描いたのかわからないくらい画が違い
表紙のイメージはシリアスな感じの陵辱系の感じですが中身はおバカなギャグ系
ネット等で表紙のみで購入する場合は裏切られた感は強いでしょう
念のため前作のインクリメントＲＯの表紙を参考にしたほうが無難です

相変わらず丸みのあるキュートな絵柄で画は好きなんですが
Ｈにいくまでの話の長さは相変わらずでＨシーンがせわしく感じます
画やマンガは巧いけどストーリーの組み立てがイマイチで非常に残念です

★４の中。
著者の３冊目。

節分の夜に豆をぶつけ合いイチャつくカップルを羨ましげにベランダから眺め溜息つく青少年に振ってきた空飛ぶパンツは鬼娘のの落とし物で、という設定とはほとんど無関係に怒濤のえっちを撒き散らす『オニのパンツは…』は全４話で、第２第３のヒロインも次々に投下し、オバカチックな得意のノリでたたみかけて漫画チックに幕。
今年こそはと初詣に挑む青少年が巫女バイト４人娘にノリノリに攻められて棚牡丹な大願成就『神様アリガトォ!!』。
フラレタ腹癒せで男子生徒に『射精出来ないリング』を無理矢理装着した挙げ句、棚牡丹で乙女を幸せに散らす天才お嬢な女生徒のお話『リング。』は、ラストのオバカさまで微笑ましいのオンパレード。
明日のために弟で下見しようとするハッチャケ姉ちゃんが、あり得ないくらい漫画チックに墓穴を掘り、女の幸せまでゲットするお話『近しき仲にも…』は、姉ちゃんの大バカぶりがステキすぎました。
ほか、カバー内もアリ。

１冊目で作家としての類い希なる感性にベタ惚れして、以来才能が開花する日を心待ちにしてましたが、ようやく五分咲き。

軽妙なテンポが素晴らしい反面、走りすぎて間が無くなってるのが惜しいです。

コマにインパクトをもたせ感動を引き出すために、展開の配分にも気を配って欲しいです。

『リング。』のラストのひとコマとか胡瓜な破瓜とかは思いっきり大ゴマで魅せて欲しいし、のべつ間もなしな台詞も時には静かに魅せるメリハリが欲しいです。

現状では『読んで楽しく抜いて嬉しいエロ漫画』ですが、『霧恵マサノブ』や『田倉まひろ』に負けないだけのセンスは備わっているので、とっとと追いついて欲しいものです。
そのためにもオリジナリティーな作品性を磨いて欲しいところ。

乙女の符号満載なのが個人的には花マル。

ともあれ、オチャメでオバカなエロ漫画が好みな方へのお薦め。