どう考えても駄目な本です。
ネットワークビジネスはいいですよ

自社の宣伝のみ
会員の方が新規会員を誘うときに読ませるだけの本

タイトルに惹かれて買ったけど、中身は自グループの宣伝というか、
自グループ会員向けに書いた本のように思える。
自分が開発した商品と販売方法と組織を書いた本。
８割が自社の説明。
要するに、ネットワーク・ビジネスの本です。（ネットワーク・ビジネスが悪いってんじゃないよ。）
１．商材は化粧品とか健康ドリンク
２．販売方法はネットワークビジネス
３．組織は会員組織

タイトルにしても各章のタイトルにしても、全体的にポジティブ、明るいんだけど。
緩やかな販売組織、商いへの回帰は魅力的だけど。
「フォーディス・スタイル（著者の会社）＝新・日本型ビジネスモデル」か。
ちょっと辛いんじゃないかなあ。一般書籍で売るには。

私は買ったからには、かろうじて、途中で放り出さずに、最後まで読みました。
が、もう結構です。充分お腹一杯になりました。ごちそうさまでした。

一経営者の目から見させて頂きまして、とても素晴らしい内容でした。
色んなビジネス本の中でも素晴らしい一冊です。

誰にでも『想い』はある。
夢とか理想という言葉に置き換えられる『想い』がある。

一人の女性の日々の生活の中に湧き起こる『想い』が積み重なって、実現しようと熱意を持って行動して行くとき、その『熱い想い』は人を動かす力となって行く。
１０年の月日の中には言葉に表せない出来事やそのときどきの『想い』が凝縮している。

創業者の『熱い想い』の集大成としての事業が多くの賛同者を集め、『想い』の輪が広がる様子が描かれているが、成功は運や偶然だけでは決して起きない。
豊富な経験・知識・根拠あるデータを冷静沈着な判断に基づいて活用し適切な対応をすることで、初めて成功が決まる。

人々に受け入れられ、取り入れられ広がっていく波紋は、純粋な『熱い想い』を核にしている。
矛盾や偽りがないからリピート率９０％で次々に伝えられて行くのだと言うことを実証している。

この事業を広めて人々を幸せにすることが和田桂子氏の『天命』。
同じ女性として大いに勇気付けられ、自分も社会のために役立つことを基本に生きたいと真剣に想った。