正直どれもピンときませんでした。なぜいままでピンとこなかったか解りました。ほとんどの本が情報を管理する側に立って書かれていたようです。~~
この本はインデックス(インデックス・分類・シソーラス)の利用法にはじまり、機能・効用、作成法にいたるまで、徹底して情報検索する人の立場にたって書かれています。
やさしく書かれていますが、扱っている範囲は広く、内容も(実は高度な内容で)専門書にひけをとりません。巻末の文献リストも充実しています。~~
インデックスを利用する人にはもちろんですが、情報システムやデータベース、Webサイトの構築など、情報の設計にかかわる人にとっても、大変役に立つ本だと思います。~
本書はこのインデックスについて、使い方・作り方のみならず、シソ-ラス(インデックス語の辞書)・著作権を含めて解説したものである。インデックスは、メンテナンスを重ねながら良いものにしていくことが重要であることも説いている。まず東急ハンズの店内案内図からはじまり、図や写真で例をあげながらインデックスの説明を進めているのでスラスラ読める。実例としては、その他、百科事典・漢和辞典・インターネットのYAHOOのホームページ・オンライン靴店などがあげられている。私としては、特に「日経シソーラス」のところが参考になった。