やっと会えた一枚!!! と お気に入りの一枚
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ともに1964年発表の、Themes For Young Loversシリーズの二枚目と三枚目のアルバムです. More Themes For Young Loversは、ベスト盤に収録された #7Wives And Loversと#8Blue On Blueの二曲を聴いたとたんぜひとも聴きたいアルバムの一枚になっていながら、その後三十年会えずじまいのまま、このほどやっと想いがかなって全曲聴くことができました。 やはり素晴らしかった。シリーズ一枚目よりも金管楽器が活躍する曲が多いのは、高校生ブラスでトロンボーンを吹いていた自分にとってもうれしいかぎりのアレンジです。木管・弦・パーカッションとのコンビネーションも抜群で、手元から離れない一枚になっています。
Laten Themes For Young Loversは、この四枚のシリーズの中でも、またパーシーのラテンアルバムの中でも、一二に入る名盤といえるのではないでしょうか?アントニオカルロスジョビンの作品を中心に12個の宝物がぎっしりつまったこのアルバムは、ステレオ録音を十二分に生かして様々な仕掛けがしてあり、何度聴いてもけっして聞き飽きません。できれば星10個でもつけたいコンビネーションCDです。