マッキーが歌うと爽やかな感じ
★★★★☆
『月の舟』のカバーが聴きたくて購入しました。声質のせいかオリジナルより爽やかな印象を受けました。マッキーの声は素敵ですね。
私の大好きなオフコースの『秋の気配』もありましたが、こちらもきれいに歌いあげていて良かったです。
あと『空と君のあいだに』、オリジナルは得に関心なかったのですが、マッキーのカバーを聴いて「こんな歌だったんだ」と再認識しました。
あんな詩が描ける中島みゆきさんてやっぱりすごい人なんだと思って好きな曲になりました。
それにしてもマッキーってこんなにきれいな声してたんだ〜と思いました。
全曲を通じて槇原敬之の繊細な感性とハートフルなヴォーカルに惹かれました。
★★★★★
1969年生まれの槙原敬之にとって1977年のオフコースの「秋の気配」や1978年の大貫妙子の「海と少年」を歌うことは、彼が影響を受けた音楽ヒストリーの確認作業だと見て取りました。
彼は、シンガー・ソング・ライターとして多くの名曲を作ってきましたので、コンポーザーとしての生来の感性が、その選曲に出ています。大江千里の「Rain」、LOUの「蒼い月の夜‾Lady In Blue」にも共通する点ですが、歌詞の素晴らしい楽曲から選曲されているようですね。
サザンの「ミス・ブランニュー・デイ」、松任谷由実の「春よ,来い」、中島みゆきの「空と君のあいだに」、矢野顕子の「David」等の選曲も同様で、日本のJ‐POPシーンをリードしてきた偉大なアーティストへのリスペクトをいたる所で感じました。元歌の良さを崩さずに、歌詞を大切にして歌っており、素晴らしいヴォーカリストとしての槇原を再確認した思いです。
ゴダイゴの「MONKEY MAGIC」やY.M.O.の「君に,胸キュン。」の選曲には意外性がありましたが、彼の音楽形成に影響を与えた人達だということから理解しました。
小学校唱歌「朧月夜」 もいいですね。テンポとアレンジは、現代風になっていますが、歌わんとする気持ちは伝わってきます。素晴らしいハートフルな歌唱でした。
彼は本当に歌が上手いですね。
★★★☆☆
オフコースの『秋の気配』、矢野顕子の『David』、ユーミンの『春よ,来い』、中島みゆきの『空と君のあいだに』、ゴダイゴの『MONKEY MAGIC』などをカバーしており、原曲のイメージを壊すことなく優しく歌っているのが感じ取れます。ただ、サザンの『ミス・ブランニュー・デイ』、YMOの『君に,胸キュン。』は彼の歌声に合わないし、捨て曲だと思いました。なので☆3つです。
日本で一番歌の上手な歌手
★★★★★
槙原敬之って、自分の曲を歌うより、他人の曲をカバーすると、シンガーとしての力量がよくわかる。この人ホントに歌がうまい。
このアルバムは、カバーされている楽曲のクオリティーと槙原の歌唱力を堪能できます。
「RAIN」「春よ来い」「Monkey Magic」「君に胸キュン」「Miss brand New Day」・・・。オリジナルって、どれも癖のある声の持ち主ばかりなんですよね。そして独特の世界を作っている人たち。ところが槙原が歌うと本家以上に歌声に説得力があるというか、感動させる。そこがすごい。
何のための?誰のためのカヴァーアルバム???
★☆☆☆☆
正直かなり期待していて裏切られたカヴァーアルバムです。
まず、選曲がかなりメジャーどころに偏っているところが「?」
そして、聴いてみてオリジナルと違った解釈などを期待して「?」
結局、カラオケで有名な歌を歌ってみました!の域を出ていない、
つまらないカヴァーアルバムという印象しか残りませんでした。
たとえば、世の中に知られていないけれどもいい曲をカヴァーするなど、もっとやり方があると思います。最近のBankBandなどはその路線で
すごくいいカヴァーアルバムを作ってますし・・・。