どちらも無敵にかっこいいですが、『Wonderland』の歌詞（特に出だし部分）に舌を巻きました。この感性、是非磨きをかけてもらいたいですね。

未だに進化を続ける彼らが、その進化の途中で生み出した傑作。 特にM2。
村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の世界観を彷彿とされる歌詞(大事なものから灰になる等)と壮大な世界観を思わせる曲。最高です。時折入るクリーンなギターの音色がたまらない!そして最後のサビのドラムは圧巻です。様々なジャンルを消化し、血肉化している彼らだからこそできた曲だと思います。
こんなに心象を掻き立てられる曲は、初めてでした。
M4、5も聞いて、演奏面がやたら強調される彼らですが、メロディーも本当にいいですね。 恐ろしい才能。

菅原さんの書く詞や曲調(なんか歌謡曲っぽい)にすごく“声”が合っていて迫力が一段増してるように思います。独特なギターワークにはセンスがあるし、ソルファやブルートレインの頃のアジカンが好きなひとは間違いないと思いますよ。

今、日本でもっとも注目されていると言ってもおかしくない9mmの両A面シングルなのですが、
シングルと言ってなめてはいけません。シングルながら、まとまっています。

１曲目の「Supernova」
耳の残るイントロ。和のテイストを持った曲です。
メンバーが意図的に音をスカスカにしているのですが、それは大正解でした。最高です。
テレテテッテレと印象的なイントロ、卓郎と滝がギターでハモってこのイントロを作っていて、もうかっこいい以外言葉が出ませんよ！
ちなみに、某国民的アニメをテーマに作ったらしいです。あのおいしい子供のヒーローです(笑)
２曲目の「Wanderland」
2:27秒と、比較的短い曲なのですが、その短い時間の中に、とても深いものが凝縮されてるように感じました。
深い歌詞、世界観がとてもいい曲です。
こちらは、声でハモっています。
３曲目の「Wildpitch」
メンバーが「カップリングがシングル曲を喰っちゃってたら面白くない？」と言うことで作った曲。
たしかに喰っちゃってます。個人的に、9mmの曲で２番目に好きです(１番はtalking machine)
和彦のシャウトから入り、滝の激しいギターリフに続きます。その完成度の高さに驚くと思われます。
シングル発売前に9mmのサイトでイントロだけ流れていた曲なのですが、
そのときはすごい衝撃を受けたのを覚えてます。なんだこの曲は！と。

そして、隠しトラックとして、滝がピアノでSupernovaとWanderlandを演奏したものが収録されています。
こちらも、すごくいい曲となってます。買って損はしないでしょう。

以前から名前は知っていたのですが、今回レンタルであったので借りて聞きました。
表現力は素晴らしいものがあると思いました。あんまり聴いたことのないような曲調で。
…ただ、全体的に非常にうるさいんですわ。特に３曲目。
ここまでうるさい曲調の曲はあんまり聴いたことないので、かなり疲れました。
ロックっていうより、パンクなのかなぁと思います。