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つくも神 (ポプラの森)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: ポプラ社
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お騒がせつくも神(笑) ★★★★★
なんだこれぇ。どこにでもいる家族じゃん!しかも中学生のお兄ちゃんがちょいヤンキー笑
お兄ちゃんの行動にあーわかるぅわかるぅ、こーゆーお年頃なんだよねー!と激しく共感!
もっとも私はヤンキーじゃなかったケド…笑
ほのかちゃんの人間関係にも激しく共感!!ほのちゃんが苦労してるのがすごいわかる。
お母さんがお兄ちゃんに対してヒステリーっていうか心配していたのはわかるけど、お父さんの冷静さには驚いちゃった。
お兄ちゃんの気持ちを優先してお母さんをなだめてたし。さすが大黒柱だなぁと思っちゃいました。お父さんにもあんな時期があったかも??笑

ネツケとか臼とかフロシキとかキセルの活躍がすっごい面白い!私のツボにはまりまくり!
特に臼!私をスッキリさせてくれてありがとう、と言いたいくらいです。

この話には、古いものの良さ、人間関係、友情、家族、兄弟、つくも神との出会い…など、
喧嘩とかも少しあるけど、とってもあたたかくて、クスッとしちゃうくらいほほえましいです(*^-^*)

伊藤さんにしては薄いのが残念だし、ほのちゃんとお兄ちゃんとつくも神のやりとりをもっと見たかったなぁ。
内容はとってもいいので妥協しなきゃ…(><;)(;><)笑
これは図書館で借りたけど、自分用のを買いたいくらい手元におきたい☆
イラストもこのお話ぴったり…☆ただ、キッカちゃん(だと思われる子)は怖かった(^^;)
おもしろかったです。 ★★★★☆
小4・小1の子供たちに読み聞かせました。
主人公は小学校高学年の女の子だと思います。
もうじき高学年になる私の娘は
この物語をとても身近に感じていたようです。

魂が宿った古道具は、かつて一緒に遊んだ人間の子供との
再会を喜びますが、成長してしまった子供は、
古道具のことを覚えていません。
ふたたび子供たちと遊びたいと思っている古道具、
不良仲間から逃げ出したい中学生のお兄ちゃん、
アイドルの話ばかりしている5人グループに違和感を感じる
主人公の女の子・・・
これらが混ざったお話です。
終盤、意地悪なオバサンに、古道具が仕返しを
するところは、笑えます。

ウチの小4の娘は、古道具が壊れてしまうところで
涙していました。

ただ個人的には
魂の宿った古道具たちとの交流が
もう少し多く描かれていたらよかったなと
思いました。
でもそれは、あくまでも私の感想です。
<なった>古道具たちの冒険物語 ★★★★☆
~魂を抱くように<なった>古い道具=つくも神たちの、愛と冒険のファンタジーです。<懐かしい人>に会うために、<大切な人>を守るために、<古さ>と<新しさ>の融合をはかるために、動き出し、時空を縦横に駆ける道具たち。ユーモアに溢れた<道具描写>が素敵です。終焉にある道具故の切なさ加減もまたよし。ああ、そういえば、昔こんな道具って身近に~~あったなぁとノスタルジーを誘いつつ、ああ、そういえば、そんな事って考えてたなぁと、幼き頃の心象風景も思い出され、心の中の柔らかいところを触られたようで、どきんとしました。もう少ししたら茶釜がタヌキになるのに・・・幼き日のおばあさんの言葉が好きです。挿絵も雰囲気ぴったりで、特に表紙の<ネツケ>(なぜネツケ?は読んでのお楽しみです。)~~がまたいい味を出しています。
個人的な思いで、大人の正論が見え隠れしてしまうところに星4つですが、でも間違いなく面白いです。~
古いものの良さ ★★★★★
小学6年生のほのかが住んでいるマンションの隣に、古い土蔵のある家が建っている。住んでいるのは、ひとりの気のいいお婆さん。

ある日おこった、マンションのゴミ置き場の小火から、ほのかの周りに不思議なことが起こり始める。大きな烏のような鳥が見えたり、お隣の土蔵に入ったまま、子ども(らしき影)がいつまでも出てこなかったり。マンションのエレベータに、置物が乗っていたり。。。
一体、何が起こっているのだろう。

古いものは全て壊して、新しいものに変えてしまうことが、果たして良いことなのか?

そんな問いかけが、この物語にはつまっている。
古いからこそ良いものがある。古くても、良いものがある。
「なんでも新しくすればいいというものではない」
会長さんの言葉が、心に突き刺さる。

この物語を読んで、古と新についてしっかり考えて欲しいと思う。