在の日本ロックシーンで１番有望株な邦楽バンド。hide亡き今、彼等の肩に新しい世代の音楽が懸かっていると言っても間違い無い！傑作であった前作に比べると多少、楽曲がストレートになった気もするが、スルメの様に聴いていけばいく程に味わいが楽しめるので、根気良く聴いて下さい。彼等は色々な音楽を吸収し自分のフィルターで通し、なおかつＪ−ＰＯＰのキャッチーさも併せ持っているのが特徴と言える。特に「RATMAN」と「零戦SOUNDSYSTEM」は良いネ♪本作は前作程、ヘヴィーロックやラップの比率は多くないが、そうなると２人のＭＣの違いが余り聴き分け難く、ソコだけが本作のマイナス点でありこれからの課題であろうと思われる。リンキンのマネをする有象無象のツインＭＣバンドよりは全然個性的であり、群を抜いてレベルが高いのであんまり心配はしていないが。しっかし、もっと大ヒットするかと思ったら余り話題にも成らず、相変わらず世間のボクちゃん達はオレソヅレソヅやポルノグラフティなんかに金を落としている。センスねー！言い切っちゃうよ、俺は（笑）あ、でもこのアルバムの大失敗してる所があるんだよなー。何かと言うと意味不明のタイトル(原子核の集合体って意味だそうです。('･?･`)知らんがな ）とジャケのイラスト。コレはジャケ買いした人は皆無だと思うね。勝負作だったのだから、もっとカッコ良いジャケにするベキだった筈

ポップかと思いきやゴリゴリなサウンドもあり･･･これは濃い～です！アルバムにしては39分と短く思いますが、通して聞くと短さを感じません。濃すぎて。

言葉の遊びや変調リズム、たくさの要素が詰まってロットンらしさを出していて、聞けば聞くほどに中毒です。零戦SOUNDSYSTEMはかっこよすぎてトリップできます！

たくさんの人にたくさん聞いてもらって中毒になってもらいたい一枚です。ホントにかっこいい！

まず曲数は11曲ありますが、総時間は約39分とフルアルバムとしては短いと感じるかもしれません。
しかし、総時間が短い＝内容が薄いという訳ではなく凝縮されていて無駄な部分が無いという感じです。

中でも更生や零戦SOUNDSYSTEM、独奏グラフィズムはオススメです。
しかし、全体的に以前のアルバムと比べるとロットン独特の荒々しさやアナログサウンドとデジタルサウンドの融合という点では少々物足りなく感じました…。が、それでも十分にロットンを感じることができる一枚だと思います。