取り上げられている題材は、UFOや心霊現象などの明らかに超自然的なもの、原因が人為的なものか、オカルト的なものかわからないもの(マリー・セレスト号の謎など)、明らかに人間がやったもの、に分けられますが、人間がやったもの(切り裂きジャック、カスパール・ハウザーなど)もオカルトと同じくらい取り上げているのが本書の特長です。
ですから、オカルト好きだけでなく、歴史ミステリーが好きな人にもお勧めの一冊です。
一話ずつに分かれているので、興味のあるところから読めばいいと思います。世界には色々不思議なことがあるものだなー、と感心させられますよ。