アイマスという存在は知っていても、本編ゲームの内容は一切知らない人の感想です。
●シナリオ
３人ともに味があり素直に楽しめました。残念なのは全体的にポンポン話が進む為、駆け足過ぎて戸惑う所がある点でしょうか。
●ゲーム性
残念ながらここはあまり評価できません。
レッスン⇒イベント⇒オーディションの繰り返しで作業的な面がいなめないのが本音です。
●ビジュアル
プロモパートなんかはＤＳの性能を考えれば、よく頑張って動かしてるな〜と思います。
この点もこの作品のキャラを別ハードで出してほしいという声が多い一因と言えると思います。
●音楽
良くも悪くもアイマスソング。
好みは人それぞれですが、私は「ALIVE」を聞いてジーンと来ましたね。
●総論
シナリオやキャラ性・モーションや楽曲などは本編キャラに負けない魅力があります。
いかんせんシステムのやっつけ感がそれを殺してしまっている様な印象を受けますね。
ぜひ、綺麗な描写で生き生きと動く３人の姿をいつか見たいと思いました。

私はオリジナルや他機種のアイドルマスターを遊んだ事は無く
現世代ゲームに疎い、旧世代機サターンやPS1止まりの完全な初心者です。
このレビューは、DSは持っているけどX-BOXやPS2やPSPは持ってない、
アイドルマスターの名前は聞いた事があるけど、DSでやっても面白いの？
と思われておられる方に向けたものである事を、予めお伝えしておきます。

結論から言うと、オリジナルや他機種版を知らず、尚且つそれらと比較をせず、
旧世代ゲーム機より少し上のグラフィック表現でも（もちろん綺麗さはDSが上ですけど）
それほど問題無いと言う方になら、このアイドルマスターDSは十分面白いゲームになると思います。
何よりキャラクター達が実際に歌い踊るのには、ちょっとした感動すら覚えました。
歌の魅力がかなり高く、声優さんの歌唱力も専業の歌手に匹敵、
もしくはそれ以上ではないかと思うくらい素晴らしくて
このゲームをプレイしていると、発売されているCDが欲しくなってきます、ほんと。
劇中で、ある人物が歌やアイドルのあり方に対して自分の想いを語るのですが、
それを明言してくれているものこそ、キャラクター達が歌唱する歌だと思います。

育成パートがやや単調だったり、タイトル以外でのロードが出来なかったり
会得したアイテムやパネルが重複したりと、「む〜〜…」と感じる所も確かにありますが、
旧世代のゲームをされた体験がある方なら、それほど気にはならなくなるかもしれません。
ゲーム機のスペック差、それから来るグラフィック表現やゲーム内容の違いは
他の方々のレビューに多々書かれていますので割愛しますが、
それを差し置いてもアイドル育成アドベンチャー（シミュレーション）としての
完成度は高いと私個人は思いますし、主役の女の子3人もとても魅力的でした。

ただ…１人だけもの凄く違う魅力を持った子がいました。
とても可愛いんですけど、新しい目覚めを促される可能性も…（苦笑）。
購入してプレイされる場合、それだけにはご注意下さい、色々な意味で（苦笑）。

『アイドルマスター』を知らない、あるいは初めて、という方にはお薦めできません。
シリーズ独自の特殊な用語やシステムがそのまま使われているため、普通のゲームのつもりでプレイすると非常に戸惑います。

■いいところ
ボイスが非常に多く（主役の三キャラはほとんどフルボイス）、曲も充実しています。
ステージのエディットモードも「どうしてDSでここまで……」と思うほど細かく作りこまれています。

■ちょっと…なところ
繰り返しますが、普通のゲームのつもりでプレイするのは困難です。
・三種類のみのミニゲームパート
・ところどころに三択クイズ？のあるアドベンチャーパート
ひたすらこのふたつの繰り返しとなります。
アドベンチャーパートの選択肢は、ややもすると出来の悪い国語の小テストを思わせ、感情移入を損なってしまうかもしれません。
また、選択肢の直前でのセーブや、既読テキストの読み返し機能といった、この手のゲームに必ずついてくる機能はこれにはありません。

『アイドルマスター』シリーズのファンにとっては、楽しめるアイテムであると思います。
有料追加コンテンツは無いので、内容的にもお値段的にも手軽にプレイできます。

正直、発売日に買って１０分位プレイして１年ほど寝かせてました。
アイマスはＰＳＰから入って３作クリア後、Ｘ３６０版もクリアして、
久しぶりにＤＳをやってみました。

結論から言うと、凄く面白いゲームです。

８７６プロの３人を他のアイマスのようにプロデュースするのではなく
自分がアイドル自身になって、トップアイドルを目指すのですが
システムは他のアイマスと全く別物で、純粋にアドベンチャーゲームです。

しかし、他のシリーズをプレイした方なら、７６５プロの先輩方と協力したり
時には戦ったりするストーリーは、ファンを楽しませてくれます。

そして、ポリゴンが全然駄目な部分を、個性的な主人公の３人やサブキャラが
ゲームに感情移入させてくれます。
通常のアイマスではあり得ない、ぶっ飛んだ展開に笑ったり、時にはホロッとくる
アドベンチャーならではの良さが発揮されてます。
ＰＳＰから登場した響や貴音も出てきます。

ゲーム自体はそんなに難しくないので、全ルートクリアにも
それほど時間はかかりません。
難点を言えば、他のアイマスと違い、何度もプレイするゲームではない事でしょうか。

ニコ動のノベマスが好きな人は、抵抗無く入っていけると思います。

アイマスはxbox360版から入ってそれから出たゲームは全てやっていますが
本作はぱっと見いまいちな感じがしたので買わずにいようと思っていました。
人気声優もアイマスには合わない気がしましたし。
が、新曲の「dazzling world」があまりに良かったので購入。
結果、とてもはまりました。
確かにDSなので少し残念なムービーですが、新曲がとにかく良いし、ダンスがどれも可愛いし
ストーリー上で新曲の使い方がとても上手くてこんな演出するなんて…やるな！みたいな。
歌詞とストーリーがシンクロしているのもあって、プレイ後はもっと楽曲が好きになります。
確かにゲーム自体は単調ですし期限はないので戦略だとかそんなもの必要ありませんが
そこはまったりプレイできるとか、
難しく考えなくていいということにしておけばいいのです。

今回の新曲がどれか一つでも気に入ったなら買いです。
７６５プロじゃないとやだ！って人も意地を張らずぜひプレイして欲しい作品です。