人生の集約
★★★★★
私は69才。長寿国とは言えど、誰も先のことは分かりません。そのことを納得することは、自分自身だけの問題ではありません。親族をはじめ、多くの友人とも関わりがあります。この種の本は葬儀と遺産が中心になりがちですが、本当の終焉は、自身の一生が何であったか、どんな家族だったか、そして社会人としてどう生きてきたのかを自分で整理し、生きてきた証を残すこと、それによって安らぎを感じるはずです。
この本を参考にし、人生の集約を考えることをお勧めします。
親子の会話のきっかけに・・・。
★★★★★
自分史か・・・「おかげさま」ってことだな
80歳になる父に手渡した時にそう呟いてました
絵に書いたような職人気質の人
最近、大工道具を整理し始めたこと
その道具を使っていた頃は生活に余裕がなく
親として情けなく思っていたこと
思いがけず昔話に花が咲きました
一冊の本がきっかけで色々な話が出来ました
「この項目も書いておきたいな・・・これも」とページをめくる姿を見て
プレゼントして良かったと思える一冊です
欲しかった1冊!!
★★★★★
このエンディングノートは「読みやすく分かりやすい説明の1冊」と「実際に自分のエンディングノートが作れる1冊」の2冊組になっています。良いと思ったのは、買ったその日から気負わず思いつくまま書き込めそうなところです。
他のエンディングノートは、個人のことも「記録」的な記入が主になっていると思うのですが、書き込むことが「記録(データ)」ではなく、「記憶・思い出(メモリー)」が中心なので、書きたくなります。
そして、何と言っても「ペット」の項目も用意してあることが素晴らしい!
20年以上動物愛護活動を行なっていますが、故人が飼っていた動物の行き場がないという相談が多くあり、動物を飼っている方々には、ぜひともお薦めいたします。
生きてきた歴史から、医療・介護・死後の希望まで、項目ごとに「何を書いたら良いか」アドバイスや「例」まであって、とても書きやすく設定されています。
母は80歳を前に「私が死んだら誰も分からなくなるわね」と、よく昔話をするのですが、話の時代が飛び飛びで聞いていても混乱するばかり。(苦笑)
この1冊が、母の人生を残す助けになってくれそうです。