This is 玉村ワールド
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玉村さんが長野で農業をスタートされて3年目くらいの頃に書かれた本です。たいへんだけれども充実した農家としての日々、春、夏、秋、冬の移り変わり、これらが美しい写真&玉村さんの楽しい文章とで構成されているすばらしい本です。
もしも心と体力に余裕があるのなら
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もしも心と体力に余裕があるのなら,私も田舎の標高の高い場所に広い土地を借りて,玉村さんのように大地と一体となった生活をしてみたい.本当に能力のある人間なら,どんなに田舎に住んでいても,人生をエンターテインすることが出来るはず.でも現実にそれを成し遂げられるひとは1パーセントもいないと思う.玉村さんは能力に溢れたひとなのだろうなあぁ.私はひたすらページをめくりながら,何かの間違いで自分が玉村さんになってしまった状況を夢想するのみ.
理想の暮らしがここにある。
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「いかに人生を有意義に過ごすか?」。人として生きていれば、誰でも一度は自問する命題に対するひとつの答えがここにある。自ら育てた作物を収穫し、調理し、そして食す。そこには太古の昔から、いや太古の昔だからこそできた人間本来の喜びがある。生き方の指南書として、理想の家作りのための指南書として、うまい料理の指南書として手元に置いておきたい一冊。