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野の花診療所の一日

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 株式会社共同通信社
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大切な本です。 ★★★★★
この本には私の母のことも載っています。
何度読み返しても涙が出ますが、野の花診療所に入って最期を迎えることができた母は幸せでした。
そして私も温かい先生とスタッフに出会えたことにとても感謝しています。
大好きな母と過ごした時間が思いだせるとても大切な本です。
日本中の人に読んで欲しいと思うほどの本です ★★★★★
徳永進という人を雑誌の記事で知り、「こころの薬箱」「野の花診療所まえ」「野の花診療所入院案内」と、この「野の花診療所の一日」を読みました。どれも終末期医療をささえる徳永医師と看護師の方たちの奮闘ぶりがすばらしいです。この「野の花診療所の一日」は特に好きです。ストーリーのひとつひとつが胸にうったえてきます。それはなにより亡くなっていく患者さん自身とその家族の方たちの生き方、奮闘ぶりを知ることで教わるものがあるということでしょう。こんな診療所があるんだ、私たちの近くにもこんな診療所があったらなぁ、と思います。
鳥取のホスピスから ★★★★★
鳥取市在住でホスピス医である著者の出会った終末期の患者さんたち。死とはこうあるもの、という概念をとっぱらっちゃった最期を話し言葉でつづられています。死期という視点からこの本を読んでも一向に構わないのですが、ちょっと視点を変えると鳥取の四季が、鳥取の情景が伝わると思います。一人に一回だけの死。それを見守る家族。さみしさと家族の暖かさが伝わりました。