「ちい散歩」を片手に、メトロに乗って東京散歩に行って来ました。ちいさんの言う「散歩は大人の休み時間」の意味がよく分かりました。東京で暮らしていると、ついつい当たり前のように見過ごしてしまっていた風景が、散歩をしてみると全然違って見えてくるんですね。何も目的なくぶらぶらするのがいいんです。子供の頃、近所を探検しているだけで感じたワクワク感を思い出しました。若い頃、満員電車に詰め込まれてうんざりしながら通った都心も、薄汚れて殺伐とした産業道路も、一見何もなさそうな住宅街も、実は魅力たっぷりの街。半世紀生きていても、知らないことばかりで驚かされました。地図もわかりやすく、コースも手頃。ちいさんのほのぼの絵手紙もいいですね！

東京に住んでる、または良く出かける方にはお勧めの本です。
写真も多く見ているだけでも楽しいです（美味しそうな物も載ってます）。
地井武男さんの描いた絵手紙も見れます、お近くに行く機会がある方は
持ってると楽しいと思いますよ。