サイコ、バットマン、スクービードゥ、
昔のSF作品など観ていて楽しかったです。
出てくるお父さんからして007なんだから
元ネタで遊んでるような映画でした。
子供向きなのに、出てくるギャグは大人向き。
ちょっと微妙な内容ですが、笑えました。
ちなみに私は「ハムナプトラ」ネタや、
俳優ブレンダンとDJの絡みがお気に入り。
実は本編よりDVD映像特典が面白かった。
アニメと実写の合成など舞台裏も良かったです。
平たく言えば、ルーニー・テューンズ版「ロジャー・ラビット」である。ダンテ監督の「グレムリン2」でもバッグス・バニーを登場させていたが、ダンテ自身大ファンなのだろう。もちろんルーニー・テューンズのキャラも素敵だが、面白さは映画好きなら思わず顔がほころぶようなおたくネタをちりばめているところにある。カメオ出演でケヴィン・マッカーシーが「ボディ・スナッチャー」のネタをしたり、大師匠ロジャー・コーマンまで登場したのは驚いた。
そろそろ円熟し老境の域に入ってもおかしくないのに、全く衰えはなく感覚も若々しい。映画に限らずどんな世界でも自分の好きなことをやりたい放題できるのは若いうちなのが相場だが、よくここまで濃い個性が発揮できたものだ、すごい。今後も自分はダンテ監督を応援し続けたい。