懐かしいアニメ・特撮ものの主題歌やBGMを、1200円(税抜)という魅力的なプライスに詰め込んだ「ANIMEX1200」シリーズ。本盤は、1987年から88年まで放送された『仮面ライダーBLACK』からのBGMコレクションで、1988年にリリースされたもののリマスタリング版。
『仮面ライダースーパー1』から約6年ぶりとなった本作品では、作品コンセプトを一新。音楽も、それまでの菊池俊輔に代わり、川村栄二が担当した。シンセサイザーやギターを多用した現代的でエッジの効いたサウンドで、“新世代ライダー”を印象づけている。ただ、阿木燿子×宇崎竜童という、歌謡界のヒットメーカーを起用した主題歌はあまりに“熱さ”がなく、それが時代の趨勢(すうせい)だったということを差し引いても物足りなさが残る。(剛吉若寸也)
川村栄二、最高にイイ仕事だ!
★★★★★
「メタルダー」で、もろに「キカイダー」のデザインをやってしまい
石森章太郎先生に怒られて
『次は仮面ライダーをやるから許して下さい』
というような一悶着があったと噂されている
いわくつきの「仮面ライダーBLACK」であるが
期待を上回る出来だった。怪人ぬいぐるみの出来がハンパない。
その出来に応えるかのように
音楽の出来も素晴らしい。
初期ライダーのオドロオドロしい雰囲気を残しつつも
どこか都会的な洗練されたサウンド。
ケレン味のある演出に向いたメロディ。
非常に聴きやすいように並べられた曲順。
このアルバムはイイ。
時を越えろ、空を駆けろ、この星のため~!
★★★★★
DVDの発売が待ち遠しい、
仮面ライダーBLACKのロープライスBGM集。
作品中の怪奇色濃厚なおどろおどろしい旋律が、再び。
個人的には主人公・南光太郎役の倉田てつを氏が歌うOP
「仮面ライダーBLACK」がイチオシ。
今でもカラオケで歌いまくっている。最高にカッコイイ歌だ。
その他のBGMも「お、これはあのシーンの時の!」と
懐かしくなること間違いなし。DVDと合わせて買いたいものである。
もう番組冒頭の、BLACKが倉庫の扉を開けて
「カツーン…カツーン…」とゆっくりと歩みながらバトルホッパーに
乗るシーンを思い出しただけでも泣けてくる。まさにBLACKこそ私の青春だった。
熱く語ってすまない。だが私は謝らない。
好評シリーズ第二弾
★★★★☆
好評のANIMEX 1200 シリーズ第二弾の特撮編。「仮面ライダー」を原作に、進化させた正統派の「新」仮面ライダー。このシリーズから、戦闘員が出てこない。作品自体の「新しさ」から、音楽も今までのイメージとは別のものが使われている。初期に発売された盤の復刻なので、シャドウムーンのテーマとかは入ってない。残念。