懐かしいアニメの主題歌やBGMを、1200円(税抜)という魅力的なプライスに詰め込んだ「ANIMEX1200」シリーズ。本盤は、1975年に放送されたロボットアニメ『勇者ライディ−ン』のテレビオリジナルBGMコレクションで、1980年にリリースされたもののリマスタリング版。
音楽を手がけている小森昭宏は、有名な童謡も多数手がけている名匠。本作ではブラスをメインにした軽快なスコアが多く、スタイリッシュなムードだ。子門真人が歌うオープニング・エンディングはTVサイズで収録。(剛吉若寸也)
勇ましいテーマ曲
★★★★☆
子供の頃に聴いたオープニングの主題歌が頭から離れず、見つけたついでに即購入しました。
あらためて聴き直してみたのだけれど、やはり良い曲だと思いました。4拍子だけれども、行進曲風。最初の出だしのベースとティンパニの上に子供のコーラスが重なる部分とか、行進曲風になってピッコロが重なるところに、センスの良さが伺えます。ベースラインがシンプルながらも、曲の盛り上げに大きく貢献しています。
この曲を作曲・編曲をした人を調べてみたら、小森昭宏という人で、外科医の傍ら、作曲をしているという珍しい人でした。童謡の「げんこつやまのたぬきさん」もこの人の作曲です。今は日本童謡協会理事で、大学教授もしているという方です。
歌詞は特段優れている訳ではありませんが、子門真人の歌唱とともに心に残ります。「まぶしい空を かがやく海を 渡せるもんか 悪魔の手には」と続いていきます。
その他のサントラ楽曲はあまり大したものはないので、勇者ライディーンのファンか、あるいはこのオープニング曲が気に入っていれば、購入する価値はあると思います。
ガンテの曲はいい
★★★☆☆
人間の手をモチーフにしたガンテ(指先部分が全部恐竜の顔みたいになってる)が
無数のドローメ(クラゲみたいなやつ)と一緒に飛来してくる時の曲が聴きたくて
ついつい購入。
あと、フェードインする時の曲も良かった。
ご陽気な曲が多いので
あとはあまり印象に残っていなかった。
勇者ライディーン フェードイン
★★★★★
往年の勇者ライディーンファンにはたまらない作品です、今ここに悠久の時を超えてわれらが勇者ライディーンが蘇える