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JBoss徹底活用ガイド ーJava・オープンソース・JBoss Seam・JBoss AS

価格: ¥2,919
カテゴリ: 大型本
ブランド: 技術評論社
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誤字脱字のオンパレード ★☆☆☆☆
よくこのようなエラーだらけの本が出版できたものだと思います。

いたるとことに誤字脱字のオンパレード。この本のとおりにサンプルを作れば、訳の変わらないエラーの数々にでくわします。実際、社内業務システムをJBossSeamに置き換えるプロジェクトを同時に3つ手がけましたが、それぞれの開発に当たる協力会社のすべてがこの本を参考にし、結局JBossSeamを使いこなせない(この本のエラーのため、先に進めない)ためとの理由で、.NETを採用することになってしまいました。

著者たちは日本JBossユーザーグループのメンバーで中には大手SIにつとめているかたもいるようですが、みなさん実際の業務でこのようないい加減なドキュメントを作成されているのでしょうか?ユーザーグループのメンバーならJBossSeamの普及に努めるが任務のはずですが、このようないい加減なエラーだらけの本を出版することで、逆にJBossの普及を阻害している結果となっています。

また複数の著者の共作であるため、章ごとに文章のスキルにかなりの差があります。もうちょっと日本語を勉強してから本を書いてほしいです。

JBossの入門書 ★★★★☆
初めてJBossSeamを触るなら必読。
あまり詳しくは書いてないので入門向けです。
「何が分からないか」を分からせてくれる良書 ★★★★★
JBossの広大な世界を1冊の本で解説しようなんて、無茶な話しです。しかしながら本書は、単なる使い方マニュアルに終始することなく、アーキテクチャの解説やそうなった理由のポイントをうまく説明してくれて、1冊の本でよくここまで教えてくれると感心させられます。

個人的には、新しいプラットフォームを使ってみる前に内部の構成や仕組みを一通り理解しておきたい派なのですが、JBossの世界は広大すぎるので、このやり方で独学すると、使い始めるまでに何年もかかってしまいます(←いや、皆さんならもっと短期間で済むと思いますが)。
本書はこの点でもよく考えられており、「ちょっと使ってみる」と「ちょっと仕組みを勉強する」の繰り返しのバランスが絶妙なので、広く浅くではありますが、ある程度使えて理解もできるように導いてくれます。このおかげで、より詳しく理解したいときに「何について調べればよいか」が分かるようになりました。そう、「何が分からないか」を分からせてくれたのです。
1冊ですべてを解説しきれない広大な世界の解説書にとって、これはとても重要なことだと思います。

更に素晴らしい点は、独学でいつも困ることですが、「え?なんで?」と疑問を感じた時に、ページをめくるとコラムで解説されていたり(たぶん、著者も過去に同じ疑問を感じたのでしょう)、現在の設計になった理由のピンポイントな説明などで納得させてくれることです。

ターゲット読者として、JSPやStrutsの経験者と書かれていますが、これらの経験がなくても、Webアプリケーションの開発経験があれば大丈夫だと思います。ただし興味は必須です。
自分の開発業務で起きている問題を、フレームワークの決定版を導入することで何とか解決したい!という気持ちを持って読む人に、是非おすすめしたいです。
トラブルシューティングがよかった ★★★★☆
大筋は、この時期に出そうな本、つまり新しい技術(JBoss Seam 2.0)がでてきて、では触ってみましょうという類い。
そういう意味では適当な入門書だが、Webで検索すれば分かる情報も多い。

非常に有用だったのは、最後のJBoss Application Server トラブルシューティングの項。なぜ同じクラスでClassCastExceptionがでるのか?など悩んでいた事そのものが書いてあって、これだけで買った価値はあった。

Seamについて悩むところ、JSFの使い方や、J2EEとは異なるであろうデザインパターンなどについては、記載なし。これは今後の書籍に期待か。