当時アトラスから出ている某3Dダンジョン系に対抗してる雰囲気を感じ、
前々からなんか気になるゲームだったので買いました。
ゲームとしては、学園物の世界設定の依頼をこなしていく3Dダンジョンゲームです。
ところどころのアレンジはあるもののプレイ感は何から何までウィザードリィで、
知らない人は良いけど知ってる人からするともうツッコミが出そうな感じです。


しかもダンジョンゲームとしての完成度も半端かなと。
このゲーム、迷宮に行くと数種類のダンジョンからランダムで冒険に行くのですが
ダメージゾーンが多くて先に進めないMAPやスタート地点へ戻されるワープポイントが異常に多いMAP
(ワープした時も回転床も何も表示が無いので分かりにくい)…など序盤からテストプレイしてるか
怪しい類の展開はどうかなと。またメニューの操作が煩わしかったりするのは少々残念でした。

またウィズ以上に作ったキャラに思いを入れられるので、灰→ロストは無くして欲しかった。
キャラグラフィックの少なさ／カラーの少なさも気になるところでした。


ライトユーザー向けのグラフィックは新たな層を迎える意味で良いのですが、正直イマイチです。
…PSPで無料配布されてるバクマツ☆維新伝もハッキリ言ってシレンだし、メーカーの方向性に疑問を感じました。
一方でキャラに思い入れられるように作り込めば化けるかな…という感じも受けました。

タイトルに惹かれて購入したものの、思っていたより面倒でした。
戦いにくいというか、レベルを上げにくかったです。
やりこみ型のゲームとでもいいましょうか。
ボイスとかが微妙に入ってるのはいいですが、めったにしゃべりません。
嫌いではありませんが、ハマったとかめっちゃ大好きとかにはなれませんでした。

私はウィザードリィ未プレイでこのゲームを手に取りました。
名前・種族・職業をある程度自由に選択出来るシステムには好感が持てます。 スタミナや種族間の相性等は後々知っても進行には何ら影響はありませんでした。 (最強パーティーを作るならクリア後でも遅くはない)

学園モノとありますがストーリーは[おまけ]程度。 ひたすらダンジョンへ潜り拾った物を売るなり装備するなりしてゆく王道派。

最初は回復や蘇生にお金を使い果たし、アイテムを堀に潜ればまたやられの繰り返しでしたが、僧侶が回復系や蘇生魔法を覚えれば世界が変わります。

そんなこんなで最後のクエストを終了させ、いわゆる[裏ダンジョン]も登場したので本格的に武器収集へ…。

苦労にめげずここまで来たプレイヤーを迎えるのは本作の真髄…。

あたかも[やり込め]と言わんばかりに用意された高経験値獲得可能なモンスター達や触れば強制的に戦闘を開始するエネミーシンボルの列の山
(剣のエネミーシンボルは戦闘後に確実に宝箱発見)
しかし甘くないのが敵の強さ。一回の攻撃が即死・Lv1DOWN・魔法力吸収等の効果を持っていたりします。それが6体並んだり…。

それ故、幾重もの苦労を乗り超えた先にある[最強]を勝ち得た時は感動も格別。
本格ダンジョン好きに推薦する作品です。

この手のゲームは初めてプレイしましたが、
ある程度軌道に乗れば、たとえば普通のRPGでもコレクター魂に火が付くなど、
地味な作業を淡々と続けるのが苦じゃない人は、
面白くなってくるのではないかと思います。

ただ、ゲームの根幹であるダンジョン探索は、
無音の中に悲鳴とか何かの鳴き声がこだまするおどろおどろしい雰囲気。
ホームである学園やキャラクターのデザインと全く合っていません。
また、操作するキャラクターは無個性でしゃべらないため、
性格があるキャラクターといえばNPCになりますが、
私には設定や台詞が"痛い"キャラクターが多いように思いました。
もっとシリアスなキャラクターが多ければ、
ゲームの雰囲気が統一されて良かったと思うのですが…

それに、説明書が不十分すぎます。
Lv10くらいになってようやく自分なりのやり方や推奨PTに至りましたが、
あまりに丸投げしすぎではないでしょうか。
（Lv10といっても十数時間かかりました）
育てながらの試行錯誤も楽しいものですが、
敵のあまりの硬さ、あまりの多勢に無勢状態に
育てる以前に探索する気さえそがれてしまいます。
萌えの部分は要らなかったから、
もっと遊びやすいゲームにしてほしかったなと思います。

なにより、3歩歩くたびに敵16匹とエンカウントするようなダンジョンに
入学したての冒険者を突然送り込む学園も、どうかと思います。

無理ゲーです

最初から敵は強いし
面白いと思える要素がない
キャラデザが好きなので購入しましたが…
もっと調べておくべきでした

絵に釣られないで下さい

私はキャラクターを作って一度地下に探検に行きやめました
全くオススメ出来ません