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Efficient C++パフォーマンスプログラミングテクニック

価格: ¥3,780
カテゴリ: 単行本
ブランド: ピアソンエデュケーション
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パフォーマンスを向上させるためのプロセスが重要 ★★★★★
本書で紹介されているパフォーマンスを向上させるためのテクニックはもちろん重要です。それ以上に重要なのが、パフォーマンスを向上させるためのプロセスだと思いました。本書では、パフォーマンスを改善するためのコード変更に際して、仮説を立て、プロファイリングにより検証することを徹底して行っています。本書を通して、このプロセスを学ぶことで、本書で書かれていないようなケースに出くわしても、パフォーマンスに対する適切な対処ができるようになるのではないでしょうか。
ちなみに、本書に書かれていることを実践してこそ、javaにないC++の強みを引き出せるのだと思いました。
コンパイル通らないよ、およよ ★★★☆☆
取り上げている項目とその検討内容が非常に興味深かったので購入しました。

しかし、実際にコンパイルするとエラーが多発!
私が所有しているのは第3版ですが、出版前にチェックしたの?
読み物としては星5つだけに残念でした。

早く正誤表を用意して欲しいです。
すべてのプログラマよ、性能に目覚めよ ★★★★★
本書を読むと、大規模開発において、性能を意識した設計とプログラミングが
いかに難しいかがわかります。C++言語を適用している場合は、言語特有の落
とし穴もあり、もはや優れたツールなしには絶望的な状況です。

性能に関わる問題は、設計とプログラミングの両方のフェーズにまたがるだけ
でなく、OS/ライブラリ/コンピュータアーキテクチャに関する知識が不可欠
であることを本書は説いています。実際の大規模開発においては、外注開発も
あり、開発に携わる人の技術レベルもさまざまで、問題は更に複雑になるでしょ
う。そして、プロジェクト崩れが起きればスケジュールを取り戻そうと人海戦
術に走り、性能に無知な設計者やプログラマが増える傾向にあります。

本書は、性能を意識したソフトウェア設計とプログラミングのスタートポイン
トでしかありません。C++で製品を開発している人すべてが本書を読み、今す
ぐにでも性能に関心を持つべきです。そして、そこで得られた知識は属人性を
越えて組織の知識として共有すべきです。
パフォーマンスで失敗しないために知っておくべきこと。 ★★★★☆
 内容としては概ね、C++に存在する使用上の落とし穴によって作成中のアプリケーションが大幅な実行速度ダウンをしないように注意すべきことにまとまっており、一部のトピックスつまり暗黙の型変換や一時オブジェクトの構築/破壊によるパフォーマンスの低下を防ぐ、などの内容はScott Meyersの“More Effective C++”などと重複している向きもあるものの良書。

 注目すべきは自前のメモリマネージャを作成してパフォーマンスを上げようとする場合に留意すべき点をシングルスレッド/マルチスレッドに分けて解説している点であり、クリティカルセクションやミューテックス(Win32APIのものではない)を駆使してスレッドセーフなメモリアクセスを実現している部分はビジネスソリューションを開発するプログラマを目指しているのであればぜひ一読すべき内容である。

 とはいえ、同書で扱われる内容の多くは開発段階ではなく仕様の検討段階から留意して行うべき内容であり、必ずしも今現在進行中のプロジェクトに適用できるものではないため即用性にやや欠ける印象を得たので星はひとつ減らして4つとした。

さらなるステップアップを望む人に ★★★★★
この本は、普通のC++の入門書を読み終えた人間が、更なる一歩を踏み出すのための、非常に優れた1冊である。プログラムの性能を改善するためのテクニックが、さまざまな面から解説されているが、特筆すべきはその情報の広さだろう。誰でも実践できるようなちょっとしたことから、実際に大規模なシステムを開発している人間まで、さらにはソフトウェアの知識だけでなく、ハードウェアに密着した話題までをもカバーしている。特に、インライン関数とSTLに関して非常に詳しく、STLに関しては、実際にプログラムの実行時間を計測して掲載している。ここまで厳密な考察をした本は他にはなかなかないだろう。