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GHQサムス准将の改革―戦後日本の医療福祉政策の原点

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 桐書房
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一国の文化水準は、出生率と死亡率の割合によって測られる ★★★★☆
現在進行形で、財政再建・規制改革の美名の下破壊されんとしている世界に誇るべき日本の医療福祉を誰がどういう考えの下成されていったかを設計者サムス准将の回想録で辿る。

回想が美化されているかどうか…とりあえず成果が総てです。

出生率1947年34.3人→1960年19.4人(1000人あたり)
死亡率14.6人→7.8人
占領期間6年間だけとっても平均死亡率18.7人→8.1人、乳児死亡率76.7人→39.8人。これに赤痢、ジフテリア、結核などの伝染病罹患率の激減どころか撃滅に近い成果が加わると。

私は特に人口問題の章が興味深かったのですが、GHQがもたらしたものはそれを押し付けというか、単なる母国では適わぬ理想だったというか…もっと具体的な分野ごとにまさに属人的に考えなければいけないことがわかる一冊です。