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男と女 オリジナル・サウンドトラック

価格: ¥2,310
カテゴリ: CD
ブランド: オーマガトキ
Amazon.co.jpで確認
映画も素晴らしいが、サントラも心奪われる ★★★★★
「男と女」を再見してから、どうしてもサントラが欲しくなり購入。今までなんでこのサントラの事を思いつかなかったのだろうと、後悔するほど買ってよかった。
何十年も前から日本でも有名な「ダバダバダ」の曲は、もちろん知っていたが、その他の曲も改めて聴き直して、心を奪われた。もちろん、映画を最近再見したばかりだから、なおさら。
特に気に入っているのは「今日あなたが」と、主人公の二人が船に乗り、お互いに触れそうで触れられない手などを描写したシーンに流れる「あらがえないもの」など。どれもこれも、美しい映画の場面が脳裏に浮かぶ。
映画の二人のラブシーンで流れる曲も斬新。初めはシーツの衣ずれの音しか聞こえないシーンで流れる、心臓の鼓動のイメージのアレンジを施した「僕らの陰に」も秀逸。
もう、すでに他のレビュアーの方が詳しく書かれているとおり、解説も映画と音楽の裏話、ピエール・バルー(作詞、歌唱)によるもの、フランシス・レイのプロフィール、フランス語と日本語の歌詞、カンヌ映画祭時の写真など、モノクロで小さいながらも多く掲載されていた。
音質も良いと思った。



雨の日に… ★★★★★
映画を観て、すぐに購入しました。収録曲、全て素敵です。特に雨の日の気だるい午後、もしくは夜に聴きたいアンニュイな大人の一枚です。
ひょっとすると 現時点では世界に誇るべき復刻なのかな… ★★★★★
 本作はフランス映画で最も有名なサントラの1本でありながら、権利関係の問題からか本国での復刻状況にはお寒いものがあった。 一方、日本では何度かCD化されてきたのだが、逆に日本先行の場合にはオリジナル・マスターの使用やリマスター状況等の音質面での不安があった。 

 実際に購入した感想は… 1)仏語歌詞と日本語訳あり。 2)04年10月付けのピエール・バルー本人からの寄稿があり、仏語原文と日本人の奥さんによる訳もある。 3)ブックレットは上質紙を使用し、モノクロではあるが写真も多く掲載されて丁寧な作り。 4)特にレア・フォト13枚(録音風景や舞台裏)が大きくはないものの2ページに亘り掲載されている。 5)音質はSTEREOと表示されているが、限りなくMONOに近い。ただし、十分鑑賞に堪える水準である。 以上から現時点ではフランス人の友達(いればの話だが)にも自信を持ってオススメできる内容。

 特にバルーの寄稿は当事者だけあって非常に面白かった。 例えば、サラヴァ音楽出版は映画大ヒットの勢いからではなく、誰もが映画の失敗を予測して取り合ってくれなかったから自ら立ち上げたとか、#2「男と女のサンバ」は映画撮影のためブラジルから帰国する際の徹夜の送別パーティー後録音されたものが映画とサントラに使用されたとのこと。

 尚、#1「男と女(インスト)」のリアル・ステレオ盤はHard To Find Orchestral Instrumentals 2(米国ERIC No11518-2)に収録されている。 もし、今後フランスで復刻されるのなら、05年のPlein soleil(太陽がいっぱい)のような秀逸なSTEREO盤(もしくはMONO盤との2イン1)を期待する。
飽くなきロマンの探求者 ★★★★★
いくつかの盤を聞き比べたのだが、製作された時期、国によって音源が違うので注意が必要だ。特に、同じ仕様のジャケットでも製作が古いものは音質が悪い。4曲目、二人のコーラスの交わり方は、高速道路の合流地点でうまく流れに入り込めないような、ある種の「もどかしさ」がありながらも、同時に一度聞くと忘れられないメローな雰囲気を醸し出している。ジャズ歌手として活躍したニコール・クロワジーユは、この後「ライオンと呼ばれた男」(日本未公開)というルルーシュ作品でも主題歌をうたっている。こちらは「男と女」と違い、演歌のように「こぶしのきいた」歌となっている。ピエール・バルーに関しては、既に語り尽くされたような話だと思うが、彼はこの成功の後Saravahレーベルを立ち上げ、才能がありながらも表現の機会が少ない歌手のプロデュース・音楽出版活動に入っていく。語られることが多いボサ・ノヴァとフレンチのコラボレーションを世界に始めて紹介したのは彼であり、2曲目のサンバ・サラヴァがその輝かしい幕開けを告げる歌である。お金に無欲でありながら、芸術には貪欲な彼の姿は、自分には「自己犠牲」に映る。7年ほど前になるが、京都で彼のコンサートがあった。飽くなきロマンの探求者...というよりは傾いた会社(saravah)の建て直しに尽力した日本人の奥さんの尻に敷かれていた。会場に少し早めに着くと、彼は私が持っていた「男と女」のビンテージポスターにサインをしてくれた。一緒にいた彼の娘さんはポスターの片隅を指差し「これがお父さん?」と不思議な顔で聞いていた。かっこいい男は、過去の栄光を自慢しないものなのだ。そういえば、その娘さんも昨年だったか、彼のプロデュースで歌手デビューした。Saravahは息子バンジャマンに譲り、娘は歌手デビュー。身内に甘くなっていないか?今も鑑識眼は健在だろうか?少し心配になってきた。
吟遊詩人の音楽 ★★★★★
フランシス・レイの音楽はいつも素晴らしいけど、ピエール・バルーとの共作によるこのサントラは
格別です。
"Samba Saravah"はボサノバへの憧れを歌いながらも、本家のボサノバとは一味違った魅力が
あります。

吟遊詩人ピエール・バルーの魅力は、何処にも属さない彼の、音・人・場所・時間=人生への
限りない"憧れ"かも知れません。
そして歌が終わった時、映画の中で彼が演じたスタントマンのように、彼は突然消えてしまうのです。
私達に自由への憧れを残して。