孤独と絶望の戦士
★★★★☆
主人公ザレクの悲惨な過去にいたたまれなくなります。
幼少期からただムチ打たれるためだけに存在してたなんて。
ヒロインも作中言ってますが、そりゃあ性格
ああなりますよ。無理もない。でも彼の心の奥底には
本当の優しさがある。ヒロインはそこに気づいて、
なんとか彼を救おうとする。
このシリーズでは初の人外ヒロイン(妖精)
そのせいか人間的なドロ臭さがなく、文字どおり
清らかで心優しい。爪のアカでも煎じて飲め、アルテミス。
この女神、わがまま自己中ぶりに拍車がかかってます。
そしてそのお相手アケロンの謎が深まる深まる。