20代の女子仲間が順番に主人公になっていく読み切り構成で、個人的には冒頭の風俗の子がいちばんインパクトがあった。普通なら「優しくていい男」として描かれそうな男子も、実は問題ありというニュアンスで描かれていて、そこに男女を問わず「人間なんてそんなもんよ」というメッセージを読むか、「まったく男ってやつはどうしようもない!」と怒るか、そのへんは人それぞれでしょう。本の中で著者は「だめな男は変わらない」説を展開してましたが、少しは変わるんじゃないか。これは男の意見?