ドミノ・セオリー - インターネットデパート

通算１３枚目（らしい）のオリジナルアルバム・・・新生メンバー第２弾！！ ★★★☆☆

紙ジャケットでこの値段は、とても良心的ですね（笑）・・・１９８４年リリース。リズムセクションに、ヴィクターベイリー（Ｂ）・オマーハキム（Ｄｒ）・ホセロッシー（Ｐｅｒ）を迎えての第２弾アルバム。実家に戻りＣＤを整理していたら、「あれっ、買ってたんだ！」と忘れていたアルバムで、久々聴いてみた次第・・・正直、印象無かったんですね（笑）。１曲目カールアンダーソン（Ｖｏ誰？）をフューチャーしたバラッドには、少々びっくり！以降は浮遊感がありながら、リズムがタイトな楽曲が並びます・・・個人的にウェザーはＪＡＺＺ／ＦＵＳＩＯＮという感覚ではなく、ＪＡＺＺ／ＲＯＣＫになるんだよなあ（一般受けしそうな曲は１曲目のみ、笑）。ジャコ＆ピーターのリズムセクションはもちろん凄いですが、ヴィクター＆オマーのコンビネーションもなかなかのものだと実感させられました！ＴＲＡＣＫ２＆３は１９８３年大阪厚生年金ホールにおけるライブ演奏との事・・・歓声は消去されています（笑）。「プロセッション」「スポーティンライフ」も聴き直そうかな・・・。

やはりWRおそるべし ★★★★★

ジャコ、ピーター在籍のＷＲと何かと比較されがちな作品ですが、ＷＲの芯はズレテいません。あくまでもクリエイティブです。発売当時、多くの評論家からは不評だったオマー・ハキムのドラムですが、活き活きしているではないですか！当時批判的だった人たちも、最近のオマー・ハキムの活躍をみて反省すべしです。（反省しないか？言いっ放しだもんね）グレート・ジャズ・トリオもグットですが、本作とマイルスのTUTUを聞いてくださいね。オマー・ハキムの宣伝になったみたいですが、やはりWRおそるべし！ジャコとピーターのバンドではないのですよ。頭を垂れて真摯に聞いてくださいね。

ポケット中の飴・ガムの様に身近な感じ ★★★★★

　２曲目から：皆さんの仰る通り、Omar HakimのDrumsが　素晴らしい！。　これは聴いて損は絶対しない！
　　心浮き立つ・細やか　且　テクニカルな　連打・散打・シャッフル・ハイハット・シンバル・バスドラム・・・・・素晴らしい！！。
　　サイモン・フィリップス。ビリー・コブハム。デニス・チェンバース。モルガン・オ（ア？）グレン　など　好きだったら　楽しめます。
　　勿論　zawinulのプレイも良いし、Shoterの何故か若々しいプレイも心地好い！

　３曲目：小作人・田舎者・無学者という題だが、個人的には　Genesis「The Lamb Lies Down On Broadway」Ｂ面の一曲に入っていても　可笑しく無いような雰囲気の　現代的で　洗練されていて　気持ちよく　心地好く　リラックスできる　良い曲だ！

　４曲目：ファンキーなBass & タイト・格好良く・technicalなDrumに　ポリメロディックなショーター＆ザビヌルが絡む。題「略奪者」だが、軽やかな雰囲気からして　楽しむＴＶゲームのようだ。

　５曲目：実験音楽のよう。free musicスタイル。しかしリズムだけは　確りしている。ジャコを踏襲したようなBassライン。そして終盤は皆が有機的にに繋がっていく。

　６曲目：題「沼地のキャベツ」ターザン系の声？を入れつつ、不思議にヤル気満々なBassの音　と　素晴らしい快活なDrums　と　臭いたつキャベツ・ジャングル？のような雰囲気を出す。不思議であるから面白い曲。暗くは無い！

　７曲目：アルバムのラストを飾る不思議な余韻の残る、夢に落ちる時の導入前奏曲のような、or 夢から醒めたが　まだ　夢の不思議な余韻が　漂っている　魅力的な曲だ！　このBassプレイは　気持ち良い！　打込み & 生Drumsの　混ざる所は　HERDON「interface」をもっと万人受けするように　表用に　改良したが　気持ち良さはそのまま　って感じ。いや　更に　良いでしょう！

　１曲目：短気な人は次に飛ばしたくなるかも。私もvocal入りは嫌いだ。

新生ウェザーのサウンド・プレイが楽しめるアルバムです ★★★★★

ジャコパストリアス、ピーアーアースキンが退団し、ヴィクターベイリー、オマーハキムを迎えた新生ウェザーリポートが84年に発表した２枚目（バンド全体としては13枚目）のアルバムです。ジャコ、ピーターという強烈な個性を持ったメンバーが退団し、バンド的にはザヴィヌルバンドとしての様性を強めています。サウンド的な特徴としては、ウェインショーターのsaxが強調されたジャジーでスインギーな曲が多いこと、現在のザビヌルシンジケートにも通じるポリリズムが強調されたエスニックな曲が多いことでしょうか。新たなリズム部隊も、ジャコ＆ピーターほど、前面に個性を打ち出したプレイはしていませんが、適確で力強いプレイを随所で披露しています。
多様なサウンドが楽しめ、ジャコ＆ピーター在籍時にも決して劣ることのない聴き応えのあるアルバムです。

オマー・・・ ★★★★★