こんな先生が増えてほしい
★★★★★
小学校の教師・学童保育の指導員向けの本で多少難しい表現も混じるのですが
保護者の立場で読んでも
学校や学童にどんなことを期待できるのか、
どこまで要求していいのか、
発達障害のある子にどう接していけばいいのか、
多くのヒントを得られる本です。
「とにかく個に応じてていねいに」と言われても何のことやら???、という本が多い中で
教育・保育現場の実際のケースを交えて支援のヒントが具体的に語られています。
また全編を通じて
大人の都合で子供を変えようと思わないで。
子供の視点に立って。気持ちに寄り添って。
っていう温かい視点が貫かれています。
就学後に診断され戸惑っている親御さんや、
これから就学に向けて学校・学童での生活に不安を感じていらっしゃる親御さんにも
ぜひお薦めしたい本です。