横尾忠則さんデザインの表紙カバーもアヴァンギャルドで素敵ですし、中の、古今東西の名画から抜き出た天使たちの絵も美しいです。デザインにも紙質にも印刷にも凝った珠玉の文庫本です。
中森じゅあんさんの天使のメッセージを記した本は多いですが、1992年初版のこの詩集がすべての原点だそうです。これらの詩を中森さんがどのようにして紡がれるに至ったのか、とても興味深いです。心理学も、哲学も、宗教も、人が心の平和を得るためのツールだと思っているのですが、やさしい言葉で語られる中森さんの天使のメッセージもそのひとつであることを、改めて確信しました。
いつもベッドサイドに置いている、私のナイトキャップです。

私は中森じゅあんさんが好きで、この本を買ったのですが、ちょうど挫折して落ち込んでた時に出会いました。
スッと心の中に入ってくる文章と、癒されるイラストで心が少し軽くなれました。
自分は一人じゃないんだなと思わせてもらえる本でした。