インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ひさしぶりにさようなら

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
読み手を選ぶ作品です。 ★★☆☆☆
本当にだらしない、っていうか、
こんな夫婦の下に生まれる子がかわいそうだな。
完全にネグレクト状態とまではいかないけれど、
それに近い感じのする夫婦の物語。
読んでいて、イライラしっぱなし。
それでも最後にはなんとか明るく終わるんじゃないかと思いつつ
やっぱり最後までだらしないままの夫婦であった・・・。
ついでに周りの人間もだらしない。
唯一まともそうなのが夫の母親なんだけど、
やっぱり少しずれているような気がする。

おそらく現実にこんな夫婦がいたら・・・
そこから事件が生まれるんじゃないか、と
そんな気にもなりました。
楽して生きる、これが人生の目的のように生きている夫婦。
人生ってそうじゃないんだよ、という反面教師として
この作品を読んでくれ、って言う作者の意図だろうか?
なかなかそうは思えないんだけどなぁ〜。

もう一編『いも・たこ・なんきん』という作品に出てくる
男もどうしようもない男です。
なんだか、これは誰にでも読める作品じゃないよなぁ〜。
読み手を選ぶ作品、作家のような気がしてきました・・・。
産みっぱしの家族 ★☆☆☆☆
ほっといても子供は育つという屁理屈で生きる家族
人生に対して、希望も夢も無い
実家から逃げる為に男の元に転がり込む女
妊娠も、出産も、彼女を変化させない
いつも、寝転がってる女
とにかく臭ってきそうな女
こういう家族と一生関わりたくないと思う
つきぬけてる? ★★★☆☆
暗さやマイナス感がものすごいパワーとなって、ある意味突き抜けた力強さを感じさせてくれます。

主人公の実家は、間借生活みたいな貧しい家だけど、そこから脱出したくて、できちゃった結婚の甲斐性なしの旦那にもかかわらず、夫婦でマンション(すごい田舎って設定ではあるけど)買っちゃってるから、どうも経済的には、最底辺って訳でもないみたいなんだけど。

でも生活状態は、だらしないの一言につきます。旦那がどっかへふらふらいなくなっちゃうと、旦那の実家に入り込み、一日中寝そべって、懸賞に応募するだけで働こうともしないし、子供のオムツも面倒だからって、一日一回しかかえないし。登場人物で唯一まともに近いのは、旦那の母親だけど、それだって、自分の息子を叱るでもなく、嫁のそういう生活を面倒みちゃってるし。
生まれたときから人並みであることを強要され、人と争ってよりよい生活をすることを教え込まれてきてる一般人には、理解できない世界。
でも、そんなにだらしなくても、人並みじゃなくても、子供はたくましく育ち、実家の家族も、旦那の家族も、それなりに生きていけちゃってるんだよね。

世間並みとか、人並みとかって言う常識をとっぱずしたら、生きやすくなるのかななんて考えさせられますが、ただ、こういう人たちは絶対にこういう本なんか読まないで、そうじゃない人が、こういう本読んで、いろいろ考えるっていうのが皮肉なところですねー。

ずっとさよなら ★☆☆☆☆
読んだ後どうしようもなく空しいというかとことんイヤな気持ちに
なってしまった。作者の笑いをとるツボと私の感覚が合わない
んだと思うけれど、ごはんに小便、とはいただけない。
末端の人間を描きたかったのか、特殊すぎて理解できない。