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人生劇場 残侠篇(上) (新潮文庫 草)

価格: ¥1,000
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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ご注意下さいませ!!残侠篇=上・下セットで出品させて戴いております!昭和52年38刷・35刷です。ページ部分のヤケ(お読みになりますのには差し支えございません)、下巻の栞紐切れ等の経年感は否めませんが、本文・カバー共、書き込み・折れ・ヨゴレ等はございません。帯無です。丁寧に発送致します。どうぞよろしく。
最初から読んでないせい? ★★☆☆☆
 東映任侠映画のプロデューサーである、故俊藤浩滋氏が大好きだと著書の中で述べていらっしゃったので、探していました。絶版らしくどこでも入手できなかったのですが、やっと発見!喜び勇んでさっそく購入したのですが・・・。

 正直言って、そんなに面白くありませんでした。この残侠編は、大河?小説「人生劇場」のある一節なので、これ以前の「青春編」「愛欲編」を読まずにいきなりこれを読んだためでしょうか。登場人物やエピソードが、全章とからんでいる部分がかなり多く、それらを踏まえていないと作品の味わいがより浅くなってしまうようです。

 前作を読んでいずとも、それなりに面白く読めてしまう作品というのも存在するので、正直本作には手前勝手にそういうものを期待して注!文したのですが、あてがはずれました。文章も古臭く(もちろん書かれた時代を反映しているのであたりまえなのですが)逆にそれが面白かったり味わいがあったりする場合もあるけれど、本作では私にはその文体のデメリット部分しか強く感じられませんでした。ザンネン・・・。また、話の展開もかなり唐突だったり脈絡がないように感じられたのですが・・・まあこれはご愛嬌ということで。
 しかし、これを読んで飛車角の男ぶりにそんなに惚れるかなあ?読む前に私が期待を膨らませすぎたのかしら・・・?

 俊藤氏のfavoriteとして他に挙げておられた藤原審爾の「総長への道」はわたしも本当に大好きな本なので、その方のrecommendならきっと・・・と思ったのですが・・・。とにかく個人的に私の好みには合わなかち?たようです。
(ちなみに下巻も同じ感想です)