このDVDを買った理由はただひとつで、リチャード・アーミテージがゲスト出演しているからでした。このシリーズの以前の作品も見ておりません。…ですが、ぜひ見ようと思ってます。

全編通して笑いっぱなしでした。
特に、ジェラルディンがハリーにBleugh!となるところ。エマ・トンプソンがあの映画で出した不思議な音は、私もひっかかっていたんですが、こんな風にパロディにするとは…。しかもハリーのようなスーパーハンサムを前にして、何回も何回も。大爆笑です。
バックに笑い声のサウンドが入っている外国のコメディは苦手だったのですが、むしろ私自身が積極的に笑っていたので全く気になりませんでした。

ハリー役のリチャード・アーミテージも演じながら、どこか彼らのおかしさに笑いを耐えかねているようで、そこも嫌な感じはなく見ていられました。きっと本当に面白かったんでしょう。出演者、制作者（そしてもちろん視聴者も）ともにこの作品を愛していたと、いろんなところから感じられました。

1994年以来の人気TV コメディの最後を飾るにふさわしい、心あたたまるロマンティックなハッピー・エンディング。
2006年クリスマス・デイと2007年の元旦に放映された。抱腹絶倒の楽しさはもちろん保証付き。2007年 第 47回 Rose D'Or 国際TVフェスティバルのコメディ部門でthe Golden Rose Awardを受賞している。
最終回、ドーン・フレンチ演ずる教区司祭がとうとう結婚する。お相手はBBCのNorth & Southで大ブレークし、現在はやはりBBCの『ロビン・フッド』で悪役ガイ・オヴ・ギズボーンを好演しているリチャード・アーミテジで、夢のようにハンサム！
楽しく大笑いできるロマンティックなコメディ。脚本家リチャード・カーティスの真骨頂というところだろう。