まずは始めにある「酢を味わうもの」の物語を読んでみるだけでもいいと思います。日本には主に2つの思想が影響を与えてきました。それは儒教と仏教です。儒教は”人倫規範”を強く押し出し、”人はこのようにあるべきだ”と言う型にはまった苦しさを感じさせます。仏教は”この世のことなどどうでもいい。お経を唱えれば天国に行ける”みたいで、とにかく今を生きていることを否定した教えです。タオイズムは今を生きることを肯定し、この世のあらゆる変化を認め、一人の人間として自立した生き方を示してくれます。! タオイズムはもともと難しい考え方らしいのですが、プーやコブタ、フクロ、ウサギ、イーヨー、トラーたちがタオイズムをやさしく、楽しく教えてくれます。