大家にならぬ大家、ラズウェル氏
★★★★★
約二年ぶりのシリーズ最新刊です。(数ヶ月前、旬魚の巻というより抜き編集版が
出ていますが)
最近では、酒・肴マンガの第一人者とも言えるラズウェル氏ですが、大家になるにつれ、
説教くさくなるという、よくある作家のパターンに陥っていないところに好感が持てます。
著作に氏の人徳のようなものが現れているところがとても気に入っています。
10年後にもそばに置いておける、時間を超越した「魚愛」にあふれたシリーズだと思います。
できれば、氏のもうひとつの得意分野であるJAZZシリーズの復活も願っているのですが・・