メカニックな話が多く出てきます。
★★★☆☆
300系新幹線の車両自体の話は勿論ですが、270km/hの運転に耐えうるための軌道改良のところも興味深いです。
しかし話が話だけにメカの要素が多く、人によっては読んでいて飽きてしまうかもしれません。また、著者は300系の開発に直接関与した人ではなく、記者だったと思います。その点で多少信憑性が気になるところです。
開発の経緯
★★★★★
300系新幹線のぞみの開発に歴史が描かれた本です。国鉄が民営化し、JRとなり、のぞみ開発に要求された、経営性、低騒音、高速化、軽量化、などにつての開発の経緯が書かれていて、鉄道好きには、とても面白い本だと思います。また、一からの開発ではなく、既存の路線で走らせる苦労もわkりました。新幹線の構造図や、システム図などとてもきれいでわかりやすかったです。また、電車型のこだまや0系新幹線の写真も載っているなど、今となってはとても懐かしい本になっています。技術系の本なのですが、わかりやすいし、読みやすい本だと思います。新幹線には誰しもお世話になっていることと思いますが、こんな風に進化してきたんだなとこの本を読んで学ぶのもきっと面白いことと思います。お薦めします。
のぞみ白書の紹介
★★★★☆
この本はのぞみ型300系の開発に加わった人達のインタビューや開発についての技術的な話などが書かれています。また終わりのところには300Xについても書かれていてとてもおもしろいです。