前作のウナカタの方が自由度が高く、自分としては好みでした。

全体的なシステムは良いのですが、細かいシステムがとても気になります。そしてその細かい点がこのゲームを駄目にしている。

クォータービューに慣れてる方なら視点はなんら支障は無くすんなりプレイできると思いますが、視界を妨げるようなオブジェクトがダンジョン等に頻繁に見つけられ、プレイから快適さを削ぎ落とします。


ステージも広い割には全体マップ無く、こっちだったっかな?と思って向かったら全く違う方向でまた移動速度の遅い自キャラで延々と歩き続けるなんてこともザラです。


肝心の戦闘は…いくらなんでも標準攻撃が強すぎるんじゃないかと感じます。
素敵なスキルがあるのにそれを使う前にチャージ攻撃や標準攻撃をしたほうが早く倒せるので、なんだか悲しい気持ちになります。
敵も弱くて、戦略を立てて敵グループを攻略なんてのは一切無しで突っ込み→切りまくる でほぼ大丈夫です。

それと、敵を切っても変化がゲージでしかわからないことが少し不満でした。

これは私的な考えですが、敵を切った時に相手の体制が一瞬でも良いので崩れるなりひるむなりして欲しかったです。そうすれば爽快感も少しは増す気がします。
ガードは防御アクションが無いので防いだ気になりませんでした。

回復アイテムもバンバン手に入るので、正直死の恐怖を感じることはほぼありません。
これが自分にはマンネリの1番の原因でした。


戦闘がお世辞にも面白いとは言えないので、敵を倒してただひたすら自分を強化する(防具もグラの使い回しが多いですが)ことだけにしか喜びを感じられませんでした。


しかし洋ゲー独特の雰囲気がとても良かったですし、スキルや強化なども必要性はあまりないですが面白いので、☆三つです。

外国ゲームの大雑把さを受け入れられる人。ディアブロやウルティマオンライン、ウィザードリィが好きな人にはお勧め。
ひたすらダンジョンに潜りレベルを上げ、膨大なアイテムを収集し主人公を強くしていく事に楽しみを発見できる人にはお勧めです。そこにおまけのように正統なストーリーが付いてきます。
アクションRPGですが、戦闘システム自体が昔のアメ車の用に大雑把で、敵の行動が非常に単調。アクション性は皆無なのでそこを目当てに買おうと思っている人にはお勧めしません。
日本のゲームのように作り込んではいないのですが、その大雑把さが難しさや面白いとこになっているゲームです。

前作のｳﾅﾀｶの勇剣はｽﾄｰﾘｰがｲﾏｲﾁでしたが、今作は中々ｽﾄｰﾘｰが充実し、面白い物になっていると感じます。まだやり始めたばかりですが、最後まで楽しんでﾌﾟﾚｲしてみたいと思っています。
武器等のﾃﾞｻﾞｲﾝも前作より良くなっています。初めてこのｼﾘｰｽﾞをする方にもｵｽｽﾒできる商品です。（人によっては面白くないと思ってしまうかもしれませんが･･･）

このゲームのあらすじは、ナヒール王政治のもと平和と繁栄を極めた、帝都コーリン・サールに闇の軍団を率いた将軍がナヒール王を殺して、将軍自らが王座にに就いた。それから１８年後、プレイヤーはナヒール王の子・アズラン王子を旗印に奪われた王座を取り戻すために戦うのである。
このゲーム面白いことは面白いのですがストーリーが少しみじかいですね。
この手のゲームをあまりやったことの私ですら１０日くらいでクリアしました。
この手のゲームをあまりやったことのない人でも簡単にできるのでおすすめです。