ガスマスクの旅
★★★★☆
「誰も行けない温泉」シリーズの第1弾。北海道、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島、栃木、群馬の「温泉」が紹介されている。
このシリーズのコンセプトは、常識人なら近付かないような温泉に入ろうというもの。すごい山のなかにあって危険だったり、クマと遭遇しそうになったり、有毒ガスが発生してたり。よく遭難しないものだと思う。
本当の「秘湯」を訪ね歩いてみようというアイディアと根性に脱帽。
この本を購入しても、読むだけにとどめておいた方が良い。決して、真似して行ってみようとは思わないことだ(まあ、実際に読んでみれば、そんな気を起こす人はいないと思うが)。
インパクトと中身にギャップが・・・
★★★☆☆
書店で眼にしたときのインパクトはすごい。ガスマスクをして温泉に入っている著者。これはさぞかし面白い本に違いない!と思って買ったのですが・・・。
中身を読んで少しがっかり。何となく中身が薄い。温泉なのだから最低限の情報(湯温とか、泉質とか)がフォローされていない部分が多くて、まるで個人が趣味で作ったホームページを読まされている感じ。自分がデータの詳しい学術書が好きだからかもしれないけれども。
紹介の最後にある泉質と効能の欄は余計な気が。面白くないし。
温泉サバイバル
★★★★★
文庫ながら全頁カラーという豪華版です。しかし、その内容は温泉を題材にしつつ“のんびり”“ゆったり”とは無縁のモノ。蛇が泳いでいたり、見た目は沼地以外の何モノでもなかったり…「マジ、そこに入るの~???」と思う温泉に著者(兼カメラマン)は時に毒マスクをして入るのです。「何故、そこまでして…」と、もし問えば「そこに温泉があるから」という言葉が返ってきそう。真似できないからこそ面白い、そんな一冊です。
温泉サバイバーな著者に拍手
★★★★★
文庫ながら全頁カラーという豪華版です。しかし、その内容は温泉を題材にしつつ“のんびり”“ゆったり”とは無縁のモノ。蛇が泳いでいたり、見た目は沼地以外の何モノでもなかったり…「マジ、そこに入るの~???」と思う温泉に著者(兼カメラマン)は時に毒マスクをして入るのです。「何故、そこまでして…」と、もし問えば「そこに温泉があるから」という言葉が返ってきそう。真似できないからこそ面白い、そんな一冊です。
こんな本があるから、おもしろい
★★★★☆
まずタイトルがいい「誰も行けない温泉 命からがら」だなんて。
温泉好きにもこんなガイドブックは珍しいのではないだろうか?
なかなかお目にかかれない内容で、筆者はまさしく命がけで秘湯温泉をレポートする。中にはガスマスクなしでは入れない温泉や、熊の生息地域のどまん中の温泉など、普通に暮らしていれば知る事のない世界を思う存分味わせてくれる。行きたいとは思わないが、よくやるなーと思いつつクスリと楽しめる。
値段からすればお買い得度200%超えるかも。