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日本語練習帳 (岩波新書)

価格: ¥842
カテゴリ: 新書
ブランド: 岩波書店
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どうすれば、よりよく日本語が読めて、書けるようになるか、その手段、技術、思想とは何かを本書にて学ぶことができます。60年以上の研究成果が本書に凝縮されています。外国人に、日本語を教える方にも最適です。
文章上達本 ★★★★☆
 文章上達本で、著名な学者がわかりやすく説明したということで有名になった本です。

 論文などの構成方法について論じたのではなく、あくまでも、文章についてであり、単語の意味を厳格に考えて使うことや助詞の使い方などについて書かれた本です。

 文章上達のための方法、たとえば、要約文をつくるなど、も書かれており実践的でもあります。

 文章上達方法の一番の方法として、良書をたくさん読むことの重要性を本書は説いていますが、納得です。
英語の前に、日本語練習。 ★★★★★
 近年、日本企業が社内の公用語を英語にすると宣言している。この現象を不思議に思いながら眺めているが、日本語の基礎ができていなければ英語もおぼつかないのだが。日本語は漢字やひらがな、カタカナがあって面倒で、さらには、敬語など難しいという。しかしながら、この本を読んでいくと日本語は外来の文字や言葉を導入しながら発展する文化であることがわかる。それも、大昔の先人たちから受け継いできた技術でもあることも。日本語練習帳とあるように、日本語の知識、用法の問題が続くが、脳みそが悲鳴を上げてくる。
 練習帳とあるように、この本は鉛筆片手に取り組む一冊である。
 そして、気づくのが、現代の日本人が本を読んでいない、読み込んでいない、ということ。インプットが少なければアウトプットが貧困になるということを気づかされてくる。
 さらに、日本語は伝統文化であり、次世代につないでいくものであること。今一度、日本語の具体的な、微妙な表現方法を振り返るのも良いと思った。
 日本語という伝統文化を持たなければ、英語という文化も理解できないだろう。
 
日本語を見直しましょう ★★★★☆
日本語の大切さが認識できる本です。まずは日本語の乱れが取りざたされていますが、まずは正しい日本語を身につけることで物事を正しく伝えるためには必要な本だと思いました
なぜか大ヒットをした作品 ★★★★☆
大野先生はもともと大家のようですが、を 等についての言い回しのこだわりはあらためて意識させられた。そして、新聞の論説等を変な文章を削って、段々文字数を少なくして大意を求めるなどの訓練はなるほど、良い方法だと思いました。子供にも実践させたい。
普通の言葉に知らないことばかり ★★★★★
数ページを読んで止まらなくなった。題名のとおり日本語の作文の教科書であるが、著者による長年の研究に裏付けられた薀蓄がちりばめられており、読み物としても十分に魅力的な本である。薀蓄といっても押し付けがましいところが一切なく、明快な文章を含め、読んでいて実に気持ちがいい。一見基本的な内容も多いが、それが論理的に説明されているのは非常に新鮮である。
参考になった ★★★★☆
これはよい!