タイトルをそのまま読むと、よくあるアフィリエイトのノウハウ本ですが、実際にこの本に出てくるノウハウはごく僅かです。
内容は概ね自伝的なものになっており、アフィリエイトにおける成功者の一人が、どのような意識で取り組んでいったのか…という点では非常に興味深いところがあります。
主婦としての立場で、家庭との兼ね合いなどの問題も綴られており、『楽』といった言葉が踊りがちなこの手の本としては、実際のところ「そう簡単なものじゃないんだよ」という警鐘を鳴らしているのは、興味深いです。
語り口調も軽妙でとても読み易かったです。

著者の小林さんは当初から生活がかかっているという部分で真剣さが強かった為か、後にネット広告に関する会社を立ち上げ、アフィリエイトという業界自体をフォローするような立場に回っていきますが、その辺りの心境の変化も正直に綴られているので、入門編というにはテクニックなどが無いものの、これからはじめてみたい、興味がある…という人が読むのにもお勧め出来る内容です。

ただし即効性を求める、テクニックや裏ワザめいたものが欲しい！という方は、別の本を探した方が吉かもしれません。

著者が実践しているアフィリエイトのコツを公開

これからアフィリエイトを実践しようとしている初心者よりも、アフィリエイトを既に開始している人向きかも。

アフィリエイトを行う為のブログ・ＨＰの開設
アフィリエイトネットワークへの登録
といった様な手続きの方法等は殆ど載ってません

著者の体験を通してのアフィリエイトのコツが載っています。
「ショッピングモール型サイト」「情報サイト」「テーマサイト」「体験型サイト」
といった幅広いタイプでのコツが紹介されています

私は、「主婦」という言葉から、浅はかにも甘く見て本書を開き、自分の間違いに気付いた。
この本の著者は、アフィリエイトというネットビジネスを通して自分を磨き上げた、立派な堂々たるキャリアウーマンであり、下手なサラリーマンなど足元にも及ばない。
月収50万など、稼げて当たり前なことをしており、また、決して近視眼的な儲け優先ではないので、今後、更に発展することは間違いないと思う。
「主婦でも稼げる」とか「アフィリエイトでも稼げる」といったことを書いている本では決してない。
本書の著者は、１人のビジネスマンとして、１つのビジネスとして成功しているのである。
ただ、この著者も最初はゼロからのスタートであったが、自己実現の意欲、社会奉仕の精神といったものがあれば成功できることを示した点が非常に重要と思う。
そして、アフィリエイトには、広く門戸が開かれていることも示してくれた。何事も甘い考えでは通用しないことはアフィリエイトも全く変わらないが、学歴も資金も、特別な知識・経験がなくても取り組むことだけは誰にでもできるのだ。現実には、知識（主に技術）やビジネス経験を持っていることの有利さは大きなものと思うが、中途半端なものであれば、むしろ無い方が良いかもしれない。
後は、それを行う人の創意工夫や社会的ポリシー次第と感じる。
夢に挑む主婦の方ももちろんだが、全てのビジネスマンにとって学ぶ価値のある本と思う。

アフィリエイトでお金を稼ぐとはどういうことか、
ということを知るには良い本かもしれません。

「毎日の生活は市場調査」ｐ１３４と書いてる著者は、
アフィリエイトにのめりこみすぎて離婚の危機も経験しているようで、
いくら、
アフィリエイトは儲かる、
と言っても、
片手間では難しい、
というのが真実のようです。


一つのことにこれだけ没頭できる著者は、
別にアフィリエイトでなくても成功しただろうなと、
ちょっと思いました。

文庫本でお手ごろ価格だったので、”カリスマ”アフィリエイター藍玉さんの本を購入。

この本は、既にアフィリをやってるけど、なかなか成果があがらない人向けの本だと思います。アフィリエイト再入門のつもりで読むといいのではないでしょうか。リンクの張り方もわからない方には難しいかもしれません。

内容的には、アフィリエイト業界の明と暗、サイトの作り方、家庭との両立、時間管理・・・
とくに役立ったのは、藍玉さんがお手本として紹介しているサイトです。いいサイトを作るには、じっくりいいサイトを読むこと。私も”カリスマ”アフィリエイターたちのサイトを日々研究して頑張りたいと思います。