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行動はどこまで遺伝するか 遺伝子・脳・生命の探求 (サイエンス・アイ新書 29)

価格: ¥945
カテゴリ: 新書
ブランド: ソフトバンククリエイティブ
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行動学の入門書としておすすめ ★★★★★
タイトルの「行動はどこまで遺伝するか」とか帯にある「欲求が生まれるメカニズムとは」というのはこの本の内容とちょっと違うような気がする。しかし行動と神経系について書いてある本の中ではとても読みやすい本でしかも,読みやすからといって内容がいい加減なわけではなく最近の動物行動学の基本を押さえてある。行動が専門でない生物系の人がこの分野をちょっとのぞくには良い本。

また遺伝学の歴史についてもコンパクトに書いてある点も良いがこの本だけですべてを理解するのはチョットムリ。高校生物2の内容がわかっていると,とてもおもしろく読めると思う。
面白いけど難しい ★★★★☆
タイトルは少し本書の内容とずれている。まあ、行動に限らず形質がどの程度遺伝するかは形質によってケースバイケースだから一般論として答えられるものではないが。内容は同じ著者の「心と遺伝子」の内容を歴史的な経緯などを通してもう少し体系的に紹介した本という印象を受けた。図が多く、理解の助けになるが、限られた紙面でコンパクトにまとめすぎているため、内容は大学以上のハイレベルにもかかわらず説明が舌足らずで消化不良を起こしそうなな感じがする部分も多い。特に前半の章はその傾向が強い。対象としている読者層がいまいちよくわからないが、一般の人が読むにはかなり敷居が高いと思われる。内容が最先端で面白いだけにその点が残念。で、星1つ減。