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医者を信じると病気になる-「常識」破りの養生法 (講談社プラスアルファ新書)

価格: ¥880
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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漢方治療へ目を向ける機会が得られます。 ★★★★★
東洋医学の専門医が、現在の西洋医学一辺倒な治療技法に疑問を呈している1冊。
漢方医学に認識が無い人でも、ダイエットや睡眠時間、お茶の種類別飲み方といった
身近な話題を関連付けて紹介しているので、漢方や健康について興味を持ちやすいと思います。


■漢方医学と西洋医学の違い
西洋医学は病気を治し、漢方は病人を治すといわれており、
具体的にどう違うのかを羅列してみました。

▼漢方医学
・個人差を重視し、それぞれの個性にあった治療法、養生法を考えている。
・病気のようなはっきりとした異常が現れなくても、体内バランスに何らかの乱れを
 認めた場合は、治療すべきと考えている。
・心身の両面から捉え、多角的なアプローチで対応する。
▼西洋医学
・どんな人にも同じ治療、薬が処方される。
・複合的な診断と単一的な治療を行う。


■紹介フレーズ
ダイエットに関する部分が最も印象に残ったので、ご紹介します。
・無理に痩せると体内の脂肪が一気に血管に流れ出し、
 動脈硬化や脳梗塞、狭心症などの病気を引き起こすことになる。
 これでは連続して、毎日油モノの食事を摂っているのと何ら変わらない。
・「お腹が空いた」という欲求は、人として当たり前のプログラムであるため、
 そのまま食べていると、生活のリズムが崩れ、腎臓病になってしまう。


■著者プロフィール
丁 宗鐵(てい むねてつ)
1947年、東京生まれ。
横浜市立大学医学部大学院修了後、北里研究所に入所。
同研究所東洋医学総合研究所診療医長、研究部門長を歴任。
様々な大学で教鞭を取る傍ら、日本末病システム学会常任理事なども務める。
著書に『最新 漢方実用全書』『漢方がよくわかる本』などがある。
医療者が読むべき第1章 ★★★★☆
現役の医師・薬剤師の大半は、西洋医学教育のみを大学で受けてきている世代である。ゆえに東洋医学は卒後教育で自発的に学ぶ意欲のある者以外全く知らないのが現状だ。「漢方薬にはエビデンスがない」とはよく耳にする言であるが、体系の異なる東洋医学を西洋医学のエビデンスで評価しようとすること自体が違うのではないか。東洋医学の知識がないゆえに漢方薬を使いこなせない医療者の言い訳ととられても仕方がない。
この本の第1章を、西洋医学教育のみを受けた医療者にぜひ読んでもらいたい。東洋医学については一般の方以下の知識しかない頭に、Jリーグ選手の例などを引いて、わかりやすく東洋医学の考え方の基本を教えてくれる。医療は患者のためのもので、役に立つのなら西洋だろうが東洋だろうが、手に入る手段の全てを駆使するのが医療者というものであることは、みな同意していただけるものと信じる。
駄作である ★☆☆☆☆
根拠無く著者の意見がつれづれなるままに記載されている。根拠がないので説得力がない。例えば野菜ジュースが健康に良くないと記載されている。野菜ジュースに使用される野菜は品種改良だから、害悪のもとであると記載されている。しかし、なぜ、品種改良の野菜が害悪であるかは記載されていない。更に、間違えている記載も多数ある。例えば、生で野菜を食べると健康に良くないと記載されている。特に生のホウレンソウ等はシュウ酸が含有されているので、それをそのまま食べると骨粗鬆症等の原因となると記載されている。しかし、ホウレンソウを生で食べて悪影響が出るのは、1キログラムを食べなくてはならない。だれがそんなに食するであろうか。つくづくこの本を買って損しました。