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死がふたりを分かつまで 10 (ヤングガンガンコミックス)

価格: ¥540
カテゴリ: コミック
ブランド: スクウェア・エニックス
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なんかこう昭和の和風ダークヒーロー映画みたいな雰囲気が実にイイ ★★★★★
そろそろマンネリ化してきたなと思っていたのに、前巻から新キャラ(二号ライダーみたいな感じ)が登場したりして再び面白くなってきたところ。
今巻登場の新キャラ達も裏がありそうでカナリ魅力的。

なんかこう昭和の和風ダークヒーロー映画みたいな雰囲気が実にイイ。個人的には石ノ森系ダークヒーローが多数登場(笑)する今巻みたいな物語が、カナリ大好物な自分は当然☆5(笑)、次巻も購入決定です。
エレメンツ・ネットワークの具現化 ★★★★☆
 源田刑事がなぜ土方護を人殺しと呼ぶのか、護の過去の一端が明らかにされる。そして、これまでは監視者による多数決という形のない存在だったエレメンツ・ネットワークは、その創設者が明かされることで、実体をともなった意思に、ある意味単純化された。
 このことは、護がエレメンツ・ネットワークの束縛から抜け出そうとしている事と無関係ではないと思う。護がネットワークの思想を体現しているうちは必要なかったのだが、そこにずれが生じた事で、本来のネットワークの思想を体現している人物が必要になったのだ。

 また、これまでもほのめかされていたのだが、後半には「闇のイージス」とのリンクが明示される。これが物語にどのような彩りを与えるのかは、実際に読んで確かめて欲しい。