いきなりパンチ!!!!
★★★★★
久しぶりの登場である。マクラフリンはギターの音色をサスティンの効いたアタックを抑えた音で、新境地を披露してくれた。
フレーズはまったく持って彼なのだが、そのギター的なサウンドが、他の楽器と溶け合ってなんともいえないハーモニーを醸しだしている。
ユニークな挑戦だと思う。そこで、評価が分かれるだろうが、キング・クリムゾン時代から知っている私にとっては、そのあくなきクリエーティビティに賛辞を送りたい。
また、ドラムに惹かれて実は購入したのだが、ベースのサウンドもすばらしい。一気に時間を忘れて利きとおした久しぶりの気持ちのよいアルバムに仕上がっていると思います。