庭には、足し算の庭と引き算の庭があるようですが、この本には「もっと花を、もっと木を」という、熱気に溢れた足し算の庭がたくさん載っています。夏の暑さに疲れ、日陰を増やし植物を少し整理したいと思い悩んでいる身には、いささかまぶしいような、元気な庭です。
　少しかわいらしすぎる庭もありますが、ありふれた宿根草を、見事に育て上げて印象的な庭を造りあげた実例には脱帽。レンガの積み方、オベリスク他、庭の小物の作り方等の説明もあります。日陰の庭の実例までカラフルで元気。たくさんの花を育てたいエネルギーに満ちた方にお勧めです。

何冊か持っている園芸書の中でも、この本は一番良く眺めている本です。
31ガーデンの中には、様々なお庭がありますからところどころ参考になります。特に、植物の組み合わせ、配色などが参考になりました。
実際に自分で植えて一歩さがって全体を眺めて見たら、印象が違っていたなんてこともありますが、この本ではお庭として纏まりのあるページが多いので、とても参考になりました。

ページをめくっているだけで、外にいるような気持ちがします。
でも、我が家の庭のヒントにはちょっとイメージが違う感じでした。
もう少し細かな説明があってもよかったかな・・・