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落語的笑いのすすめ (新潮文庫)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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楽しく読めます ★★★★☆
上方の落語家桂文珍が、慶応大学で1年間行った講義のうち上期の9回分を収録した本。知り合いに頼まれて始めたが、半年分の講演料は普段のギャラ1回分だったとのこと。

ユーモア連発なので肩肘張らずに読めるし、楽しい。しかし、笑いに包んで幅広い教養が披露される。落語はもちろん、歌舞伎や文楽などの古典芸能、欧米のジョーク、関東と関西、昔の文学作品など、話がいろいろ広がって面白い。

ケーキの切り方の話は面白かった。「なぜ落語って一人でやるの?友達いないの?」という学生たちの質問も愉快だった。ちょっとした雑学も頭に入るし、何より読んでいて楽しかった。
全ての大学の授業がこうなら、日本は美しい国になるかも ★★★★★
 本書は、上方落語家桂文珍師匠が、慶應義塾大学で「現代芸術」という授業全9回を文章で再現したものだ。「落語」を通して、歌舞伎や能、狂言などの他の芸能について、そして「笑い」について、その一端が理解ができる。難しい言葉を使わず、持ち前の巧みな話術で、読者をひきつけながら進んでいく。何度も声を上げて笑ってしまった。
 本書は、落語について理解したい人というよりも、大学の先生に読んでもらいたい。これだけの工夫をしながら授業をしていけば、学生は進んで勉強に取り組むだろう。勉強しているという感覚なしに。また、仕事に疲れたビジネスマンにもお勧めだ。大いに笑えば、精神的にリフレッシュできる。
 それにしても、文珍師匠の博学さには舌を巻く。
これは、授業に使えます ★★★★★
落語家文珍師匠の、慶応大学での9回の講義をまとめた本の文庫本。
随所にさすがといいたくなる言い回しや言葉の妙がちりばめられています。
自らを笑う力、をもつと人間に余裕が出る。
ユーモアのセンスを持つと、人間性の矛盾を楽しむようになる。
など、ためになることがたくさんあり、教師が授業をする際の参考にもなります。
あいさつの大切さなんか、そのまんま使えます。おはようございます、こんにちは、さようなら、ごめんなさい、ありがとうの5つできればとりあえず生きていけます、と。
これを読んで、笑いを話の中に、うわっつかずに取り入れることができるようになりたいものです。

話術への入り口 ★★★★★
慶応大学での講義をそのまま本にしたもので
文章にせずに話し言葉のままなのは
慣れるまで多少読みにくい感はあるのですが
笑いを分析し、東西の質の違いを説明し
落語の特徴に至り、そこからなにを得られるか。
これを読んで何かを得られたら
話し上手に慣れるのかもしれません。