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交聲詩「海」~三善晃 合唱の世

価格: ¥2,625
カテゴリ: CD
ブランド: (株)カメラータ・トウキョウ
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空前の名演奏、再び! ★★★★★
 全日本合唱コンクール東京大会(昭和女子大学人見記念講堂)にて、演奏後に参加団体を総立ちにさせ、コンクール大賞を総ナメした、合唱団OMP(現在は合唱団響)の『交聲詩 海』。あの空前の名演奏がよみがえってきます。私もその場にいて、ライブでこの演奏を聴きましたが、コンクールであることを忘れ、スタンデイングオベーションがあちこちで見受けられたほどの演奏です。その演奏です、と言っていいほど、本当にあのステージがよみがえってきますが、今回はCDということで、コンクールよりも落ち着いた演奏で、リピートも何度も繰り返してその雰囲気をいやがうえにも盛り上げます。
 曲としては難曲の部類です。特にSop.は相当の技術を要するでしょう。しかし、この10分あまりの『海』を歌い上げたときの表現できない満足感は何でしょう? 脱力感というか何と言うか、これ以上の幸福感はないという感じがするのです。
 『地球へのバラード』はアカペラです。ひそかに難曲の部類じゃないでしょうか。以前、福島FMC混声合唱団と福島でジョイントしたとき、その打ち上げで彼らが歌ったのがこの曲集の最後の曲でした。懐かしいです。
 できれば、ボリュームを高めにして聞いて御覧なさい。『海』の2台のピアノ伴奏が、本当に打ち寄せる波のように聞こえてきます。絶品です。
三善晃の合唱作品の記念碑的な演奏ですね ★★★★★
アマチュアが三善晃作品を演奏するのは本当に難しいですね。
音程のこともありますが、曲調と声質の問題はなかなか解決しません。

比較的演奏機会の多い無伴奏混声合唱曲の「地球へのバラード」は彼の代表作とも言えるでしょう。
近年の三善作品のような難解さはまだ少なく、調性も比較的ハッキリしており、谷川俊太郎の詩がとても温かい雰囲気を醸し出しています。
単独でも取り上げられることの多い終曲「地球へのピクニック」が一番好きです。軽快でかつ混声合唱の醍醐味である女声と男声の掛け合いがとてもスピード感を生んでいます。ただ何回聴いてもこの曲をうまく歌うのは難しいと感じていますが。

この栗山文昭指揮、合唱団OMPのライブ演奏は全国のアマチュア合唱団のお手本のような演奏です。声も立派で音程もはっきりとわかる「傷」はありません。18年前のライブ演奏の収録ですが、今もこれを越える演奏を聴きませんので第1に押されるCDだと思います。
ピアノは第1人者の田中瑶子さんです。本当に名演奏ですね。