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アポカリプト [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: ポニーキャニオン
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   メル・ギブソンが『パッション』に続いて、英語以外をセリフに使って監督した1作。崩壊寸前のマヤ文明を背景にしているのだが、興奮と衝撃がノンストップで続く、アクション娯楽作に仕上がっている。小さな村で狩りをして暮らす青年ジャガー・パウが、マヤ帝国の傭兵に捕らわれ、生け贄にされかける。すんでのところで自由の身となった彼は、追っ手を逃れながら故郷の村をめざす。セリフのマヤ語を始め、メキシコやコスタリカでのロケ、マヤ文明を再現したピラミッド、ほぼ全編を半裸姿で通す無名のキャストたち…。メル・ギブソンの執念とも言える作りに恐れ入るばかりだ。
   ピラミッド上での首切り処刑。人間の顔を食いちぎるジャガー。生け贄をわざと広場に逃がして「人間狩り」を行うなど、要所にショック度満点のシーンが挿入される。ジャガー・パウの逃亡アクションの演出もスピーディで、とにかく息つくヒマがない。メル・ギブソンは新開発のデジタルカメラを使うことで、ジャングルの夜を松明(たいまつ)の火だけで表現するという、新たな映像表現にもチャレンジした。「文明は内部から崩壊する」というテーマはあるものの、これは、ひたすら映像に圧倒される作品だ。主人公の恐怖と勇気を体感するわれわれは、映画のラストへ向けて、体内のアドレナリンをぐんぐん上昇させてしまう。(斉藤博昭)
ドS、残酷物語スタート ★☆☆☆☆
 まず、残酷です。

 ストーリーは、中南米の原住民(たぶんマヤ帝国の周辺の村)の生活から始まります。

 平和で楽しい村の生活に、マヤ文明の国の軍が攻めてきて、村人は殺され、主人公たちは首都に連れて行かれ、処刑されそうになりますが、なんとか逃げ延び、村まで到着。

 追っ手が迫ってくるのですが、ゲリラ戦で、勝利。

 まあ心臓やら血やら、おぞましい。

 そして、映画の終わりには、西洋人が船でやってくるシーン。

 これからが本当の残酷物語になるのでしょうが、その場面はありません。

 メルギブソンの映画はパッションもとても残酷で痛みのある映画だと聞きましたが、この映画もまあひどいこと。

 どういう目的でこういう映画を作ったのかわからないけど、おそらく、西洋文明が来る前はこんな残酷な世の中があったとでも言いたいのかなあと個人的には思いました。

 この映画、リアルというよりも、ホラーと同じ構造だと思いますけどね。

 個人的にはあまり好きでない映画というわけで、今回の評価と相成りました。

白人至上主義礼賛では無いと思うぞ ★★★★★
首切り儀式のピラミッド頂上で居並ぶ王族?らしき人々の白けた態度とかは儀式の形骸化を表して
いると思った。首切り儀式の死体の捨て場のおぞましき累々の骸はアウシュビッツ等ホロコーストを
思い出すし。近現代だろうがマヤ時代だろうが、善悪もくそもなく政治的退廃によって悲劇は何時であれ
起こりうるという事だろう。映画ラストでスペイン人?が出てきたといって白人万歳にはならんだろう。
パッケージの人って主人公のジャガーさんじゃなくて敵役の人だよね。細かいw
傑作残酷アクション映画 ★☆☆☆☆
マヤ文明を貶め、白人支配を正当化する
単なる残酷アクション映画です。

日常から他宗教人を心から差別しているメル・ギブソンならではの
残酷描写は彼のこれまでの言動から考えれば
ひたすら気分の悪い醜悪なものでしかなく
スリルより嫌悪ばかりを感じました。
生贄の儀式はリアルに再現されているという向きもありますが
問題は儀式を行う人の表情です。
神に近ずこうとしているはずの人が
ニタニタと殺戮を楽しんでいるじゃないですか。
ラストもまるで残酷なマヤをスペイン人が救いに来たかのようです。

と、気に入らない部分ばかりを書きましたが
アクションシーンだけはよく撮れています。
単なるアクション映画として楽しめればいい映画なのでしょう。
よくできているからこそ罪深い映画だとも言えるのですがね。
何を見せるか考えた方がいい。 ★★☆☆☆
「パッション」は未見だが、敬虔なクリスチャンの女性が心臓発作を起こして亡くなったという衝撃的なニュース。また、拷問の残虐性に公開中止デモまで起こった問題作である。

本国アメリカではえらい儲けたそうだが、ユダヤ人への差別的な発言や飲酒問題で、メル・ギブソンの評価はそれに比例していない。いや、それも宣伝効果を狙ったのだろうか?

さて、前置きは長くなったが、この「アポカリプト」上記した内容からもお察しの通り、ドS全開である。R指定だけど、年齢に限らず、食後や心臓の悪い方はお控えください。

メルのSっぷりはレニー・ハーリンやラース・フォン・トリアーの上を行く。子供や妊娠した女性にも容赦がない。冒頭の幸せな部族の一面をとりあえず見せておいて、奈落の底へ蹴り落とすのである。マヤ文明の史実が忠実かどうかはおいといて、これはやりすぎだ。主人公はすぐに分かるので、物語の経過は想像できるが、それでも簡単には逃がさない。途中で、観るのを止めようかとも思ったが、消化不良のまま終えるのも身体に悪いとエンディングまで辿り着いたが、カタルシスには欠ける。当然の事実があり、力を持つものを超えるのは更なる力であるという現実。

生命力を描きたかったと言えばそれまでだが、何を観せたかったのか最後まで頭の上に?マークが残る。

 俳優陣(全く無名)の演技は魅力的だが、これ、演じてて、嫌にならなかったのだろうか?

プロデューサーから監督、脚本まで務めたメルの次回作はどんなサドだろうか。もう観ることはないだろうけど。
見応え十分。リアルで骨太な作品。 ★★★★★
作品全体に張り詰める緊張感。最後の結末には賛否両論があるかも知れないが私的には逆に良かった。