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Terror Twilight

価格: ¥1,015
カテゴリ: CD
ブランド: Matador Records
Amazon.co.jpで確認
最後にこんな作品残すなよ……切なくなる ★★★★★
ペイヴメントをただ単純にローファイバンドだと思っている人はここで躓く。以前の彼らからは想像もつかないほどの(失礼)緻密なアレンジ(個人的にはナイジェル氏の仕事の中でも特に好きだ)と、そして相変わらずごちゃごちゃしてたり、時にとってもメロウだったりする楽曲が、なんだか妙にバランスが取れてしまったアルバム。

これまでのペイヴメントと決定的に違うのは音の雰囲気。これまでの荒野をやけっぱちで走るような音から、このCDのジャケットのような夜空を流れていくような音に様変わりしている。勿論前者は彼らの非常に大切な個性ではあるが、このCDで聴けるキラキラしたジャンクポップも心地よい。

ともかく、M5『Major Leagues』が、何故ペイヴメントにナイジェルが必要だったかを雄弁に語っている。これほど綺麗で優しい曲って、中々無いと思う。相変わらず歌詞は凄いけど。この曲をはじめ、全体的に曖昧でメロウな音作りがなされている。M1『Spit On A Stranger』から「なんか今までと違う」と思わせて、最後の『...and Carrot Rope』で不意にこみ上げてくる寂しさは何だろう。

解散前に傑作を出したバンドについてはいつも思うことだけど、このアルバムの「次」を聴いてみたかった。そういう思いが沸き起こるのに十分過ぎる、彼らの特別な作品。
恐怖のたそがれ ★★★★★
歌は下手だし、音も悪い。(まぁこの作品はナイジェル・ゴドリッジがでしゃばってきたんでそうでもないですが…)
メロディーはフラフラして不安定。

普通に、このバンドの作品を形容するとこんなとこでしょうか。
でも、どう考えても”良い音楽”という範疇から外れていそうなこの音楽に病みつきになるのだから、人間は不思議だと思う。
こういうのを”味がある”っていうんでしょうか。

ダサかっこよくて良いバンドです。
歌詞は相変わらずなんですが。 ★★★★★
ナイジェル・ゴドリッチをプロデューサーに迎えた最終作。
これまでとは一線を画す、練りに練られたプロダクションが耳を引きますが、極上のメロディーはそのまま、いやそれ以上。
シングルカットされた「Spit On A Stranger」「Major League」「...And Carrot Rope」は最たる名曲。

にしても、これがラスト・アルバムだなんて出来すぎだ、と当時は思ってました。
美しすぎるんだもの。
別格の有終の美 ★★★★★
結果ラストアルバムになった今作での彼らは、いままで以上に楽曲のクオリティーを上げ、パブリック・イメージである実験的な方法論は希薄になった。それを良しとしないリスナーもいるだろうが、有象無象を軽く蹴散らす泣きのメロディーはまさに格別だ!